長尾謙杜side
みっちーの病院につき
病室の前に立つ
この部屋の中にみっちーがいる
まだ1ヶ月も経ってないのに
すごく久しぶりな感じがして
緊張する
ドキドキしながら
ドアをノックする
コンコンコン
中からの返事は無い
寝てるのかな?って思って
静かにドアを開ける
長尾謙杜
長尾謙杜
中を覗くとみっちーはベットに座って
外を眺めていた
長尾謙杜
そう問いかけてもみっちーは こっちを見ようともしない
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
道枝駿佑
怒ってるから返事をしない
という訳ではなさそうだった
外を眺めて、振り返る素振りすら見せない
長尾謙杜
俺は、みっちーのそばまで行き
肩を叩いた
道枝駿佑
道枝駿佑
振り向いたみっちーは
すごく驚いた顔をしてて
何か言いたげだけど
口を開こうとしない
長尾謙杜
長尾謙杜
長尾謙杜
俺が話しかけても
泣きそうな顔をするだけで
何も答えてくれない
長尾謙杜
長尾謙杜
道枝駿佑
道枝駿佑
長尾謙杜
道枝駿佑
道枝駿佑
長尾謙杜
何を言ってるか分からなかった
長尾謙杜
長尾謙杜
そう問いかけても
目に涙を溜めながら
ただ、俺の目を見るだけ
何も言えなくなった俺を見て
すごく悲しそうな顔をするみっちー
しばらく無言の時間が続いて
ふと、みっちーがスマホを取り出す
何かを打ち込み出して
少ししたら俺のスマホが震えた
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
長尾謙杜side
みっちーからのメールを見ながら
俺は涙が止まらなかった
泣きながら
苦しそうにメッセージを打つみっちーに
俺はなんて声を…いや
言葉をかけたらいいか分からなかった
メッセージを打ち終わったみっちーは
俺の目を見ながら
道枝駿佑
道枝駿佑
道枝駿佑
発音がおかしくなるかもしれない
ちゃんと喋れてるか分からない
そんな恐怖を抱えながら
ちゃんと言葉にして
「帰って」と言われたら
俺は
頷くことしか出来なかった
コメント
7件