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ねこまた
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朝
柔らかな陽の光が江戸の町を照らしていた
白璃は窓を開け、小さく息を吸う
心地よい風が部屋へ流れ込んできた
白璃
白璃
白璃
あの赤い髪の青年を思い出す
名前も知らない
どこから来たのかも知らない
それでも
白璃
白璃は小さく首を振る
白璃
布で髪と口元を隠し、日傘を手に宿を出た
一方、その頃
阿伏兎
神威
阿伏兎
神威は屋台を眺めながら歩く
甘い匂いが漂う
神威
阿伏兎
神威
阿伏兎
神威は笑う
神威
阿伏兎は肩をすくめる
阿伏兎
神威
阿伏兎
神威
神威
阿伏兎
阿伏兎
神威
二人は笑いながら歩いていく
その様子を
遠く離れた屋根の上から 一つの影が見つめていた
黒い外套
深く被った帽子
表情は見えない
?
隣にいた部下が口を開く
?の部下
?
?の部下
?
?
部下は黙って頭を下げた
?
?
風が吹き、黒い外套が揺れる
昼過ぎ
白璃は町を歩いていた
子どもたちが走り回っている
子供達
子供達
その笑い声に、白璃は自然と微笑んだ
白璃
白璃
その時
小さな女の子が転ぶ
女の子
白璃はすぐに駆け寄った
白璃
女の子
白璃は優しく手を差し出す
白璃
女の子はその手を握る
女の子
白璃
女の子
女の子は元気よく走っていった
白璃
少し離れた場所
神威はその様子を見ていた
神威
阿伏兎
神威
阿伏兎は視線を向ける
阿伏兎
阿伏兎
神威
阿伏兎
神威
阿伏兎
神威
神威はそれ以上何も言わず歩き出した
白璃は二人に気付いていない
その日の夕方
白璃は帰り道を歩いていた
白璃
白璃
その後ろ
少し離れた屋根の上
?
?の部下
?の部下
?は静かに首を横へ振る
?
?
?の部下
?
?
冷たい声だった
部下は口を閉ざす
?
?
そう言い残し、影は闇へ消えていった
白璃は何も知らない
自分が狙われていることも
神威が同じ町にいることも
そして
その運命が ゆっくりと近づいていることも
夕焼けに染まる江戸の空
静かな一日は終わりを迎えようとしていた
コメント
3件
めちゃくちゃ面白いです〜😳💗ひょっとして天才ですか?続きも、楽しみにしてます!!👼🏻🌟
リゼさん、第11話読ませていただきました🌷 白璃さんの優しい日常と、それを影から見つめる不気味な存在の対比がぞくっとしますね。「利用する駒は、壊すものじゃない」という台詞、冷たくて怖いけど、逆に白璃さんがどんな価値を持っているのか気になりました。神威さんが彼女の優しさに気づいたシーンも、じんわり来ます。運命が動き出す前の静けさ、じっくり味わいました。続きが楽しみです!