真冬の崖の上
深い青の海を見つめる
na
ここならタヒねるかもしれない
sha
…確かに
sha
試してみる?
俺がアイツの目を見ると
アイツは笑って
俺の手を取った
sha
せーのでいこう
sha
sha
せーのっ!
手を繋いで海へ落ちていく
アイツの困ったような笑い声がして
一秒
俺の体は深い青になった
もっと染まっていたかったけれど
生存本能がまた邪魔をした
sha
プハッ!!
sha
ゴホゴホオオオゴホッ
na
ゲホッゴホゴホゴホッ
遅れて全身に痛みと
泣きたくなるような寒さが襲ってきた
sha
つめたっw
na
また…だめだった
sha
次は何を試そうか
「向こうに自殺の名所があるんだって…」 いつもどうりアイツは陸へと連れ去った
明日もきっと…