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海斗

今日は十五夜か…

海斗兄、急にどうしたの?

海斗

いや十五夜だな…と
思ってさ…

十五夜か…

海斗

久しぶりに、月見団子と
茶で、お月見したいなぁと思って。

何それ、じじ臭い…

海斗

そうは言うけど、
昔は一緒にお月見
してただろ?錬?

そう、いえば…
そうだったね。
久しぶりにする?

海斗

いいのか?やったー(^^)

…もう、どっちが兄貴だか
ワカラナイよ…

海斗

ちょっ…何故カタコト?

さぁね、バグかもね。

海斗

いや、まてまて…
バグはないからな?

さて、早く帰って
お月見の支度しょ。

海斗

そだな。

夕日が沈む頃、彼らは動き出す。 特別な日のために。

ー天空神殿室内ー

シン

…そろそろか…

彼は時間を気にしている。

シン

今日は…十五夜…
がんばらないとな。

彼の名はシン、中国語で星の事。

ユエ

…シン…

彼の名はユエ、中国語で月の事。

シン

ユエ、起きたのか?
もう少し休んでれば
いいのに。

ユエ

うん、でも目が覚めちゃって。

シン

そうか…
今日は十五夜…
頑張ろうな。

ユエ

うんでも僕ちゃんと出来るかな?

シン

大丈夫、俺がついてる。

ユエ

そうだよね、頑張る。

シン

その、調子だよ。
さぁ、行こう。

彼らの、仕事は十五夜に舞を 舞って月に力を与え美しく 輝かせる。 十五夜の月が綺麗なのは彼らの おかげである。

ー天空神殿ー

コンコン…ガチャ…

シン

失礼します。

女王陛下

いらっしゃい、
良く来たわね。

2人はひざまつくと、 女王陛下は杖を振りかざす。 金色の光が2人を包む。

女王陛下

さぁ、行ってらしゃい。

シン

はい、
ありがとうございます、
女王陛下。

ユエ

ありがとうございます。

2人は神殿を後にした。

ー祈りの祭壇ー

ユエ

なんか…緊張する…

シン

大丈夫、俺が付いてる

ユエ

う…うん…

シンがゆっくりと祭壇に向かう。 その後をユエが続く。

シン

……

ユエ

……

アイコンタクトを取ると 2人が舞い出す。 その、舞に合わせてゆっくりと 月が星が輝き出す。

ー海斗と錬の家ー

海斗兄、支度できたよ。

海斗

錬!わかった今行く

母親

気をつけてね。
海斗!ちゃんと錬の
事しっかり見てんのよ。

母さん僕もう小さい
子供じゃないよ。

母親

でも、あんた目を
離すとどっか行く
じゃない?

うっ…言い返せない…

海斗

わかってるって、行ってきます。

母親

行ってらしゃい。

2人は自転車を海へと向けて 走らす。

ー夜の海ー

なんか、夜の海って
怖いな…

海斗

まぁ確かにな。
でも、ココが良く
見えるからな。

そうだね。

砂浜に着くと レジャーシートを広げ、 用意してきた、お茶と月見団子 をならべる。

海斗

さぁ、お月見始めようか。

うん。

ユエ

………。

シン

ユエ、良く頑張ったな。

ユエ

シン、
僕ちゃんと出来たかな?

シン

うん、
女王陛下も
お喜びだよ。

ユエ

良かった…。
?シンその手
に持ってる
のは?

シン

月見団子だよ。

ユエ

月見団子?

シン

地上では、十五夜の時に、
月を見ながら
食べるんだって。

ユエ

そうなんだ…美味しそう。

シン

一緒に食べよう。

ユエ

うん。

もうすぐ、十五夜… 皆さんは、 誰とお月見しますか? そんな事しないよ…って 思った方々、一度やって見てはいかがですか? 今この世は… 普通ではない 生活を強いられてるから こそ、つかの間の 楽しみを楽しめたらと、 私は思います。 ーおみ助ー

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