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小雪ちゃん かわいそう..... 飢えって辛いよね....
学校の行事で見るのが遅れてしまいましたぁぁぁ💦 小雪ちゃん…最期にせめて降っている雪だけでも見てほしかった…!
悲しい、、、小雪ちゃん、、、
小雪
鉄次郎
鉄次郎
小雪
内緒話をするように小雪は俺を呼んだ
小雪
鉄次郎
小雪
鉄次郎
鉄次郎
鉄次郎
雨が降らず農作業が進まない
今は飢えに苦しんでいる人が沢山いる
鉄次郎
鉄次郎
小雪
小雪
小雪
小雪
鉄次郎
鉄次郎
父親
父親
鉄次郎
父親
父親
鉄次郎
父親
父親
父親
鉄次郎
父親
父親
鉄次郎
一人娘…小雪だ
鉄次郎
小雪
鉄次郎
小雪
鉄次郎
最後の小さな芋を渡す
小雪
小雪
鉄次郎
小さな体が地面に叩きつけられた
小雪
小雪
霞む視界に彼が映る
鉄次郎
鉄次郎
俺は旅に出た
急がなきゃいけない
早く、雪を持っていかなくちゃ
鉄次郎
鉄次郎
鉄次郎
女性
女性
女性
どこに行っても雪は降りそうもなかった
鉄次郎
鉄次郎
息を切らしながらついた村
もう…限界だ
そう思ったとき
空から白いものが降り落ちる
女性
女性
鉄次郎
女性
鉄次郎
女性
女性
小雪、お前が見たかったのはこれなんだね
鉄次郎
鉄次郎
女性
鉄次郎
鉄次郎
女性
女性
壊れて放置された桶に雪を集め
村まで走った
鉄次郎
鉄次郎
俺は小雪の家へと入る
伸一
伸一
小雪
小雪
鉄次郎
俺は寝ている小雪に桶の中を見せる
鉄次郎
小雪
小雪
小雪
微かに笑うと桶を指差した
小雪
鉄次郎
桶の中の雪は水になっていた
俺は知らなかったんだ
雪が溶けるものだなんて
鉄次郎
鉄次郎
小雪
小雪
小雪
小雪は…目を閉じた
鉄次郎
俺の声に伸一さんがやって来た
伸一
伸一
鉄次郎
伸一
鉄次郎
鉄次郎
家の隙間から白い物が見えた
俺は慌てて外に出た
鉄次郎
白く舞うそれ
これを見たら小雪は目を開けてくれる…!
もう一度、小雪に語りかける
鉄次郎
鉄次郎
鉄次郎
鉄次郎
彼女は雪のようだった
春を待たずして
溶けた