/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
今日もかれが夢に出てきた
夢に出てくるたび あの時と同じことを言う
藍
"来世でも付き合ってほしい"
鏡に映る自分を見てため息しか出ない
桃
はぁ‥
桃
ほんとに来世があるなんて…
鏡に映る男は
桃色の鏡をしており スタイルがよい
そして 前世の俺と同じ姿形をしている
桃
生まれたときはビビったなぁ...
桃
まさか、記憶も見た目もそんまんまって思わんかったからなぁ...
こんな俺は"彼"を探す人生を歩み始めて
早17年 高校二年生になった
桃
ぁ、 もうこんな時間か
桃
行くか...
今日も"彼"を探しながら 学校へ向かう
ピーンポーン
赤
《はーい》
桃
はよしろ～
赤
《ごめーん 今行く～》
桃
たくｯ おせ～んだよ
赤
ごめんごめんｗ
桃
ほら行くぞ、間に合わねぇぞ
赤
うい～
会えるのなら 今すぐ会いたいんだよ...
赤
でさぁ～ｗ
桃
バカすぎるだろｗｗｗ
赤
あ、ねぇねぇ
赤
見て、あの子
赤
可愛い～♡
心臓が止まったかと思った
だって"彼"を見つけることができたのだから
桃
え…
けれど こっちに気づかず 先を進んでしまう
赤
ちょ、どうしたの？
赤
ね、お～い
赤
きこえてますかー？
桃
え、ウソ...
まさかと思っていたことが起こった
会えるなんて…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
