ya×jp学校パロ

テストや実習期間などの ここまでの真面目モードを 終えやってきた文化祭の季節。

体育祭とは違って女子側の方が 盛り上がりを見せるこのイベント。 流石にこんな大きなイベントを スルーは出来ないよねって話。

こいつ私情挟みすぎだろ笑 と内心思いながらも他沢山の案が 出ていてどれも面白そうなのばかりで 楽しくなりそうなのは確かだ。

それでもじゃぱぱの案だけは却下。 こんなん俺が参加させられる 未来しか見えないから笑

そしてそんな確信にも 1つの理由があって。

こいつ両想いになってから 会う度会う度 告白してくるんだよな笑笑

付き合うのは卒業後という 約束に渋々了承したはいいものの やはり納得はいってないらしい。 事ある毎に付き合えと 要求してくるのだ。

ほら例えば、少し前に。

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もうこの会話の語尾に必ずと 言っていい程についてくるこの言葉。 聞き慣れすぎて逆にOKして しまいそうだけどそれをしたら 卒業後と決めた意味が無い。

……まあなんだかんだ付き合うまでの この状態でいるのも楽しいでしょ？ 世間でも両片想いの状態でいるのが 1番楽しいって言うくらいだし。 だからそう思って片付けることにした。

まあ話はクラス会議に戻るんだけど。

他の案に票が集まるだろうと何も心配 していなかったらまさかの急展開。

これはまずい方向に向かってるぞ。

まさか本当にこれになるとは。

思ってもいなかった結果に やってくれたなと視線を移すと こちらを見ながらしてやった顔で ニヤニヤしているじゃぱぱが見える。

あいつまじ、笑

……絶対告白してやるかよ笑

俺はそんな決意を固めつつ 今年は波乱の文化祭になる事を 覚悟したのだった。

じゃぱぱのころころと変わる表情が 可愛くてつい意地悪してしまう。

まあ可哀想だし付き合わずとも 告白くらいはしてやってもいいか… なんて思いながらじゃぱぱと別れて 一日を終えた。