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エリちゃん
エリちゃん
私の4つ上のいとこであるエリちゃんは
顔をしかめながらもニヤニヤしている
そしてビールを片手に
運命という言葉を繰り返す
そのえりちゃんが言う運命とやらは
3日前の流星群の日に遡る
高井翔也
いつもよりテンションの高い翔也が
翔也の家の方向から手を振り走ってくる
河野愛美
高井翔也
高井翔也
“いつもの場所”と言うのは
街灯がほとんどない畑や田んぼしかない場所の事で
星が綺麗に見える
流星群などの日には決まってそこに行く
高井翔也
高井翔也
河野愛美
河野愛美
河野愛美
結局”いつもの場所”に着くまでに
翔也が4回
愛美が3回
流れ星を見たのだった
30分程夢中で流れ星を探した
言いたい事がある
伝える為に来た
でも、
昔からの今この瞬間が
終わって欲しくなくて、
ずっとこのまま続きますようにと
密かに願っていた。
どうか、
いつもと変わらないこの日常が
変わりませんように。
今日は翔也も何か話があって来ている
その話を始めようとしないのは
翔也も私と同じ気持ちなのだろうか
それなら、
どうかこのままで
世間では青春と言われるこの時代を
一緒に成長した翔也と
馬鹿みたいな話をして
馬鹿みたいに笑い飛ばしていたい
そして一緒に成長していきたい。そう考えるのは私だけだろうか?
高井翔也
高井翔也
河野愛美
高井翔也
高井翔也
高井翔也
河野愛美
高井翔也
高井翔也
河野愛美
高井翔也
河野愛美
河野愛美
高井翔也
高井翔也
河野愛美
河野愛美
高井翔也
高井翔也
河野愛美
河野愛美
高井翔也
高井翔也
私は一気に緊張感が無くなった
むしろ
今にも吹き出しそうだった
河野愛美
河野愛美
河野愛美
高井翔也
笑いをこらえながら
いつ言おうか
言うのをやめようかさえ思う
なぜなら…
河野愛美
その瞬間大爆笑してしまった
高井翔也
高井翔也
高井翔也
翔也の理解しきれていない顔といったら
不安だった自分が馬鹿みたいだった
河野愛美
河野愛美
河野愛美
河野愛美
河野愛美
河野愛美
河野愛美
高井翔也
高井翔也
河野愛美
河野愛美
河野愛美
高井翔也
高井翔也
高井翔也
高井翔也
高井翔也
ここから大阪まで約3時間
バスに乗って電車に乗ってを繰り返す
頻繁に行き来が出来ない
早めのお別れの挨拶のつもりが
まさか一緒に頑張ろうだなんて
夢にも思わなかった
・
・
・
エリちゃん
河野愛美
エリちゃん
エリちゃん
河野愛美
河野愛美
河野愛美
エリちゃん
エリちゃん
エリちゃん
エリちゃん
エリちゃん
エリちゃん
河野愛美
河野愛美
エリちゃん
河野愛美
河野愛美
そんな甘い考えでいた私に
とんでもない出来事が起きるとは
夢にも思わなかった
-続く-
♡100ありがとうございました!
今回は♡150で続きを書きたいと思います!
よろしくお願いしますm(__)m