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理央菜
はぁ…
理央菜
(この薬、副反応すごいな…)
ガラッ
優奈
理央菜！
理央菜
…っえ！？
理央菜
優奈！？
優奈
ん？なんでそんなにビビるのーｗｗ
理央菜
い、いや…
優奈
あ、もしかして、きついの？
理央菜
うん…
理央菜
結構副反応がすごくて…
優奈
そっかぁ…みんな、心配してるよ。
優奈
ずっと来てないから、なんかあったのかって
理央菜
まぁ、病気のこと
理央菜
「知らない」もんね
優奈
あー…まぁね～
理央菜
……いってないよね？
優奈
え？
理央菜
癌のこと言ってないよね？
優奈
…うん！言うわけないじゃん!!
優奈
親友じゃん！
理央菜
そう、だよね…
優奈
でもさ、涼君には教えたらどう？
理央菜
え…なんで？
優奈
いやさー。
優奈
理央菜、病気にかかっててもかかってなくても、涼君とは
付き合えそうにないじゃん？
付き合えそうにないじゃん？
優奈
だから、もう教えたらーってかんじ？
理央菜
そんな、ふうに思ってたんだ。
優奈
あー。まーねｗ
優奈
はっきり言って、あんたが親友とかありえないしｗ
優奈
この病弱野郎みたいな感じって思ってたｗｗ
優奈
少し遊んでやっただけなのにさー、変な期待してかわいそｗ
理央菜
(そう、思ってたんだ。)
理央菜
(信じてた私がバカみたい。)
理央菜
そっか。
優奈
ｗｗどうしたー？悲しいの頑張って隠そうとしてる～？
理央菜
ううん。私、情けない。
理央菜
なんで信じちゃったんだろう。
優奈
知らねーよ
優奈
てかもう、クラスのみんなに癌のこと言ってるから～
優奈
じゃあね？理央菜ちゃん。
理央菜
………
理央菜
(ちゃん付け…)
理央菜
(もう、二度と)
誰かを信じたりしたらだめだ。絶対。
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