テラーノベル
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病室には、静かな機械音だけが響いていた。
藍はひまりの小さな手を両手で包み込み、じっと見つめている。
〇〇もベッドの反対側で涙をこらえていた。
〇〇
塁は病室の入口で、何も言えずに立ち尽くしていた。
その時だった。
心電図モニターの音が変わる
ピッ……ピッ……
看護師がすぐにモニターへ目を向ける
看護師
医師と医療スタッフが病室へ駆け込んできた。
医者
藍
〇〇
三人は何も話せなかった
時計の針だけが静かに進んでいく。
時間だけがゆっくりと過ぎていく。
医師がゆっくりと三人の前に立つ。
医者
その一言で、空気が止まったように感じた。
医者
藍はその場で立ち尽くし、何度も首を横に振る
藍
〇〇
小さくつぶやいた声は震えていた。
藍
〇〇はその場に泣き崩れた
ひまりの姿を運ぶ。
藍
藍
〇〇
塁
俺たちに幸せをありがとう。
コメント
1件
最後の「俺たちに幸せをありがとう」、ここで不意に胸がぎゅっとなりました。医師の「全力を尽くしましたが」の間の沈黙の描き方もリアルで、こちらも呼吸を止めてしまうような緊張感がありました。藍さんの「パパが守れなくて」には、親としての無力さと深い愛情が同時に溢れていて、切なくてたまらなかったです。4話という途中なのにこれだけ感情を動かされるなんて、この先が本当に気になります。