夢幻泡影

現在、知らない人に絡まれております… どうしよう、物凄くめんどくさい。

まあ取り敢えず太宰に知られてはいけない。さもないとこのお兄さん消えちゃう。

マジでどうしよう

テンパって焦りまくっていた時、お兄さんの後ろから声が聞こえた。もしやこの声は…？

燁子さんに気圧され、お兄さんは目にも止まらない速さで走り去っていった。

もう大好きです燁子さん

あの人もめんどくさいんだよなぁ…… …太宰よりもマシだけど。

早く帰りたいよう…

暫く条野さんからの心配コールに対応した後、駅までの道を聞いて横浜まで帰ってこれた。

此の儘 社に戻っても良かったんだけど、まだ太宰と顔を合わせられそうになかったからうずまきに一時避難する事にした。

太宰には聞こえないように谷崎兄妹と虎の子に先程の事を話した。

太宰はすっげー黒いオーラ放ってたけど、私しーらないっと。 福沢さんに依頼を終えて帰って来た事を伝え、散歩に出掛けることにした。

ツンデレって良いよね！！！