この作品はいかがでしたか?
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その次の日から
神の使いと魔物による
戦争が始まった
兎
クラマ
クラマ
鴉
狼
大蛇
鹿
その日から
妾達は必死に
足掻いて
足掻いて
足掻き続けた
死にものぐるいで 魔力を放ち
正義という名の
血塗れた剣を振り続けた
何が起きようとも
兎
鴉
クラマ
魔物
クラマ
仲間が傷つこうと
"私"は剣を振り続ける
鴉
クラマ
鴉
兎
仲間の弱々しい声が
脳を震わせる
鹿
鹿
クラマ
全く止まらない
攻撃の嵐
剣の鉄と魔物の爪が
金属音を大きく鳴らし
大蛇
大蛇
クラマ
クラマ
鴉
どうにかして、たった6人で
戦線を回す
兎
クラマ
仲間の傷口を癒す
兎
クラマ
兎
クラマ
兎
そして、また戦線へ復帰する
そして夜なり
やっとのことで、腰を地面に下ろす
クラマ
兎
鴉
鹿
狼
大蛇
兎
クラマ
兎
クラマ
クラマ
兎
クラマ
疲労のせいで、自分の容姿すら
わからない
滝の音すら雑音に聞こえる
クラマ
兎
水が体に染み込む
クラマ
兎
兎
明日のために、
自分の傷は治さない
クラマ
兎
兎
クラマ
兎
クラマ
兎
兎
クラマ
"私"は嘘をつく
皆を
守るために
でもそれは、
ただの
茶番でしかなかった
クラマ
コメント
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うわー好き