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これはある少女の話だ。
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少女は“彼ら”と同様に創られた存在である。
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少女は遺伝子操作により身体を素粒子分解することができる。しかし衣服は分解することが出来ないため分解時は生身だけとなる。また左目が義眼であり核でもある。
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少女の副作用は常に殺されることを望んでいることだ。実験台にされているときが少女にとって唯一愛されていると感じる瞬間らしく、この副作用はこれが原因ではないかと考えられる。
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また少女は情緒が不安定であるため外出は制限をしなくてはならない。
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“彼ら”は我々人類の希望であり、可能性を大いに秘めた存在であるため、我々は“彼ら”の監視を続ける方針である。
シェアハウス
魃
ううっ...ぐすっ...
凛
どうしました?
魃
ああ...?お前には関係ねーだろ...
凛
こんな寒い廊下で泣いてたら流石に心配しますよ?
魃
うるせーよ...
凛
....
凛
なるほど、彼氏探しをしていたらニーナさんと小鹿さんに邪魔されたと...
魃
なっ...‼︎人の記憶を勝手に見んなよっ‼︎
凛
泣いてる原因を知るためですよ。
凛
でもそんなに辛いのなら忘れさせてあげましょうか?
魃
ああ...?
凛
忘れることは別に悪いことではありませんよ。辛いと思うならその出来事を削り取った方が楽になりますよ?
魃
ああ...そうかもな。凛にしては気が利くじゃねーか。
凛
なんだかいつも気が利いてないような言い方ですね...
凛
ではだんだん眠くなりますよ...
魃
....
燐堂
あっ...棘為‼︎
魃
ああー?
燐堂
さっきのことなんだけど、本当にごめんなさい‼︎棘為のプライベートを邪魔しちゃって...
魃
お前何言ってんだ?
燐堂
えっ?
魃
私はお前にプライベートを邪魔されたことなんて1回もねーぞ。てかもし邪魔されたら地の果てまでも追い詰めるからなぁ?
燐堂
まさか棘為...
魃
私はお前と違って忙しんだよ、じゃあなー。
燐堂
あの様子...
燐堂
凛の仕業ね...
燐堂
...今回は感謝するわ、ありがとう。






