テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
透過
56
77
コメント
9件
だぁーいすき︎💕︎
寮に戻ると、廊下はやけに静かだった。
夕食前のこの時間は、みんな部屋にいるか、どこかに出てるかのどっちか。
……まあ、どうでもいいか。
ポケットに手を突っ込んだまま、自分の部屋の前に立ち止まる。
いつもなら、そのまま開けるはずなのに。
なぜか、ほんの一瞬だけためらった。
それから、ドアノブに手をかける。
ガチャッ
ドアを開けた——その瞬間。
山中柔太郎
目の前に、人影。
避ける間もなく、
ゴンッ
軽く額同士がぶつかる。
山中柔太郎
軽く額がぶつかり、思わず顔をしかめる。
佐野勇斗
すぐ近くから、声がした。
顔を上げる。
軽く額がぶつかり、思わず顔をしかめる。
どうやら、完全にタイミングが重なったらしい。
山中柔太郎
佐野勇斗
たった、それだけ。
それだけの会話なのに。
なぜか。
どちらも、その場から動かなかった。
山中柔太郎
佐野勇斗
変に静かな時間だけが流れる。
……なんで、動かないんだ。
山中柔太郎
一応、そう聞いてみる。
佐野勇斗
返事はすぐに帰ってきた。
なのに――
一歩も、動かない。
山中柔太郎
佐野勇斗
……なんで。
佐野勇斗
先にそう言ったのは勇斗だった。
山中柔太郎
軽く返して、横をすり抜ける。
肩が触れる。
部屋に入って、鞄をベッドに置く。
振り返ると、勇斗がこっちを見てた。
山中柔太郎
佐野勇斗
すぐ逸らされる視線。
なんなんだ。
——コンコンッ
ノックの音。
吉田仁人
聞き覚えのある声。
佐野勇斗
ドアを開けると、そこにいたのは仁人。
その視線が、すぐに部屋の中に入る。
俺と勇斗を順番に見て——
吉田仁人
またその顔。
明らかに、何か思ってるやつ。
佐野勇斗
勇斗が聞く。
吉田仁人
そう言いながら、仁人は普通に部屋に入ってくる。
距離感近いなこの人。
吉田仁人
山中柔太郎
適当に返す。
すると、なぜかそのまま隣に座ってくる。
…
いや、近い。
普通に、近い。
吉田仁人
山中柔太郎
吉田仁人
……どういう意味。
山中柔太郎
正直に答える。
まだ2日目だし。
吉田仁人
納得してない顔。
そのまま、ちらっと勇斗を見る。
吉田仁人
わざとらしい言い方。
佐野勇斗
勇斗の声が、少しだけ冷たくなる。
吉田仁人
軽く笑う仁人。
でも目は笑ってない。
吉田仁人
佐野勇斗
勇斗がそう返す。
吉田仁人
仁人はあっさり引いた…ように見せて、
吉田仁人
さらっと言う。
佐野勇斗
吉田仁人
……さっきみたいに?
その瞬間、
仁人が1歩近づく。
山中柔太郎
言い終わる前に、
ドンッ
押し倒された。
バランスが崩れる。
視界が一瞬揺れて——
ドサッ
背中に柔らかい感触。
気づいた時には、ベッドの上だった。
山中柔太郎
上から、仁人。
距離が一気に詰まる。
避けようと少し動いた瞬間、
肩を掴まれる。
動けない
山中柔太郎
吉田仁人
軽く笑いながら、さらに距離を詰めてくる。
吉田仁人
顔のすぐ近くで声が落ちる。
吉田仁人
山中柔太郎
適当に返す。
でも、
吉田仁人
少しだけ仁人の目が細くなる。
観察するみたいな視線。
次の瞬間、
頬に、なにかが触れた。
……何だ
意識が、そこへ引き寄せられる。
佐野勇斗
横から声が落ちてきた。
その一言で、空気が変わる。
視線を向けると、勇斗が立っていた。
佐野勇斗
明らかに低い声。
吉田仁人
仁人は、何でもないことのように返す。
吉田仁人
山中柔太郎
柔太朗の声が、ぽつりと落ちた。
一瞬。
その場の空気が止まった気がした。
佐野勇斗
はっきりした声。
仁人が少しだけ笑う。
吉田仁人
ぽつりと呟く。
佐野勇斗
勇斗の声が低くなる。
吉田仁人
そのまま、ゆっくり体を起こす。
吉田仁人
軽く言いながら、こっちを見る。
山中柔太郎
吉田仁人
——完全に、分かってて言ってる。
吉田仁人
そういって笑顔で部屋から出て行った。
えっと、…
まずは、本当にごめんなさい
半年も更新を止めてしまって、
申し訳ございません。
今回は、あまり上手くかけなかったんですが、
次はしっかり慎重に書きます!
見ていただき、ありがとうございました!
あっ、!
そだそだ、
🔞って、入りますか??
私は、自分で考えられなくて、視聴者さん任せにしてもいいですか?
あざます!