悲波「かななみ」
小さな事から喧嘩が始まって。
理玖「りく」
それにきずくのは、
悲波「かななみ」
孤独と、
理玖「りく」
涙が流れた
悲波「かななみ」
時。
理玖「りく」
きっと
悲波「かななみ」
それも
理玖「りく」
直ぐに忘れる。
悲波「かななみ」
孤独さと、
理玖「りく」
弱虫さが、
悲波「かななみ」
ひとつになって触れ合う。
理玖「りく」
独りが好きだった。
悲波「かななみ」
嫌われるのが怖かった。
理玖「りく」
だから
悲波「かななみ」
ひとつ
理玖「りく」
ひとりで、
悲波「かななみ」
さみしく
理玖「りく」
部屋の隅で、
悲波「かななみ」
生きていた。
理玖「りく」
悲しかった。
悲波「かななみ」
悔しかった。
理玖「りく」
こんな
悲波「かななみ」
こんな自分に
理玖「りく」
うんざりだった。
悲波「かななみ」
私が、
理玖「りく」
消えるまで、
悲波「かななみ」
ひとつ
理玖「りく」
ふたりで、
悲波「かななみ」
むなしく
理玖「りく」
部屋の炭で、
悲波「かななみ」
辛く、
理玖「りく」
幸せに、
悲波「かななみ」
散っていった。
終







