僕消えるから、遺書を残す
斂
僕は斂
斂
凛花ちゃんって言う女の子の中の人格の1人、
斂
僕は消えたい
斂
だから、今日僕の誕生日なの
斂
そこで、消えることにした
まず、消える経緯ね
斂
僕ずっと寂しくて、消えようとしてた、体ごと壊して、消えようとしてた
斂
そしたらね、ある人が止めてくれた
斂
海月って言う人
斂
その後付き合った
斂
僕の一目惚れだった
斂
僕海月くんの事愛してるの、
斂
だけどね、あの日から変わっちゃった…
消える経緯
斂
あの日は、そうだな、いつも通り
斂
会話がすごく楽しくて、自分は救われてるように感じた
斂
そっから、あーだこーだあって、
斂
ごめんね言えなくて
斂
相手の人がね、出てこなくなっちゃった
中での生活
斂
それから不思議と出ることが無くなっちゃって
斂
中ってねアパート見たいになってるの
斂
部屋があって、好きなように過ごしてる
斂
海月くんが心配だった
斂
ただ、ずっと心配
斂
ピンポーンってなって
斂
誰かがきたのかなって
斂
出たら優等生がいた
斂
優等生って名前だからそう呼んでるいい噂は聞かないけど、招き入れた
斂
お茶会が始まって、
斂
最初の一言が
優等生
これからどうするの?
優等生
相談に乗るけど…
斂
だった、僕は海月の事を相談した
斂
海月が心配だと
斂
そしたらさ、優等生が、
優等生
海月くんもうすぐ消えちゃうらしいから、
斂
って、
斂
僕のせいだ
斂
僕がきずいてあげれれば
斂
って、
斂
僕それから覚えてないけど優等生に抱かれてた、夜の意味じゃないよ、
斂
ただ、ずっと慰められてて、
斂
怖かった
斂
自分が自分じゃないように感じた
斂
そしたらね、急にある思いが浮かんだんだ
斂
どうせ
どうせ
斂
どうせ僕が居なくても海月くんは消える
斂
僕なんかが居なくても
斂
ってさ、思ったんだ
斂
それからは覚えてないけど
斂
優等生を返して
斂
眠りについてた、長い眠りに
斂
僕は消える
斂
きっとこの物語も忘れ去られる
斂
きっと読んでくれる人なんて居ない
斂
でも、僕が生きた証を残していたいから