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これは俺が中学生のとき＿
当時の俺は今と全く違かった。
真面目な方だったし、チャラくもなかった。
ならなぜ、こうなってしまったのか。
俺はバスケ部に入っていて、
駿佑と一緒に切磋琢磨して頑張っていた。
駿佑はモテるから、
いつも色んな女の子が見に来ていた。
でもある日、
休憩時間に駿佑と話していたら、
1人の女の子が歩いてやってきた。
どうせ駿佑なんだろうと思っていると
その子は駿佑…ではなく
俺の方に視線を向け、話しかけてきた。
“かっこいいですね！”
“良かったら連絡先交換しましょ”
と言った。
“あぁ、いいですよ。”
そこからはじまった。
最悪な日々が＿＿。
そいつはよく部活に見に来ていて
いつも差し入れを持ってきた。
別に恋愛的になんてなかったけど
とある日から変わっていった。
“ねぇねぇ、私ほんとに高橋くんのこと好きになっちゃったかも”
当時は驚きしかなかった。
ただの遊びだと思っていたのに。
でも俺は馬鹿だった。
こんな奴が本気になるわけなかった。
“私と付き合ってくれない？”
今では絶対考えられないけど、
自然にOKしてしまっていた。
そこからは恋人という関係になって、
最初は俺しか興味なさそうだったのに
…知ってしまった。
あいつには浮気癖がある。
俺以外に色んな男と話しては遊び、
俺なんか、いつしか二の次になって。
それでもまだ良かった。
本気で好きだったから。
『好き』という気持ちが知れたのは、 そいつのおかげだったから。
でもある日突然、、
“ねぇなんで最近遊んでくれないの？”
と聞くと、
“は？”
“もしかして、まだ付き合ってたつもりだった？w”
“もう私、彼氏いるから”
“別れよ”
“まぁ付き合ってる気もなかったけどねw”
俺の初恋は終わったのは、
初恋が壊されたのは、
軽く触れるよりも簡単で、
気付けばそいつは、遠い存在になっていた。
あぁ、、恋愛ってこんなでいいんだ。
本気になるから馬鹿を見るんだ。
その日から、自分のトラウマを誰にも見せないように、
バレないように、
明るく振舞って、悩みなんてないように見せた。
だからチャラくなったし、
女との遊びも増えた。
高校に入っても、バスケ部は入部しないと決めた。
思い出すから。
思い出すだけで吐き気がする。
もう二度と恋なんてしない。
俺には恋なんて言葉、もう似合わない。
…今思えば、
俺の全てのはじめてが、
あいつだなんて、考えるだけでも気持ち悪い。
キスも、ハグも、行為も、、
ただあいつ1人が、
全部ぶち壊した。
俺の全てを奪ったのはあいつで、
全てを壊したのもあいつ。
…一生忘れられない、
俺の、
初恋でもあり、
過去でもあった。
これが俺の恋愛を嫌いになった理由で、
誰にも言えない過去だった。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ 🤍500
コメント
8件
きょろぉぉぉぉぉぉぉぉ(இдஇ; ) ちょっときょろ傷つけたサイテークズ男垂らしな女しめに行きましょ？仲間よ集まれぇ！続き待ってます🎶
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