彼の彼女

Attention

こちらは腐向け、nmmn作品になっております。

苦手な方は自衛、意味がわからない方は回れ右をお願いします💦

そしてこちらはsmsn、mbsn曲パロです🙌 mbsn中心になります。

【しゅーず】様の 【彼の彼女】という楽曲を使用させて頂いております。

それでもいいよ！という方はどうぞ✨

センラが自分の事を『センラ』と呼ぶ時は 大体機嫌がいい時かかまってほしい時だ。

何か嬉しいことがあったんだろう

半年前に別れてから、 久々に話してこれで相当落ち込んでる俺って

俺って……。

トーク画面に残る通話終了の文字が少し寂しい。

平気なふりをして祝ったけど 素直に喜べない。

半年前＿＿

俺もセンラも、 仕事の忙しさにより会えなくなって

こんなならもう会わず、 お互い仕事に集中した方がいいのではと別れた。

あの時、別れ際に振り返った俺が 〔やっぱり嫌だ〕とセンラの手を掴めば 何か変わっていたのかもしれない。

そんな後悔が、目の前を流れ去って行く。

さよなら、

幸せすぎた、あますぎた日々。

俺もセンラも、 どこに進めばいいか分からなかった。

でもきっと、 センラは終わりを見つけたんやで。

都合のいい奴だと言われたとしても

俺はセンラが＿

ｳﾞｰｰｯ…ｳﾞｨｲｲﾝ…

洗濯機を回しながらひとり、棒立ち。 何してんだろ俺。

先に踏み出せないまま、 ずっとセンラを引き摺り続けてる。

頭の中で考えたくもない……

絶対、いてほしくない。

俺も知らない、

知らない女がセンラの隣を歩くなんて。

半年前なんて

涙をこぼしつつ、 ぱぁあと顔を輝かせていた。

〔またいつか〕 と小指を絡めて約束したの、

違う女んとこ、行ってもうたやん。

さよなら、

普通の毎日だったのが あますぎた“夢”のように見える。

でもきっと、センラは終わりを見つけたから

俺も、離れないとなんだなぁ

本人に言える気なんてしないけど。

しかも今更言うなんて手遅れだけど

気持ちを落ち着かせようと 真夜中にひとり公園に向かっていた。

あのうしろすがた、

間違いない

あれは

あれは

綺麗な金髪が街頭に照らされて光っている。

半年ぶりに見た彼はやっぱり どの女性よりも一層輝いて見えて。

…さっき今更って言ったけど まだ遅くないかな

その言葉だけで

その笑顔だけで俺は

笑顔に、なれるよ。

可愛いな、とつい口に出てしまう。

少ししゅんとした表情で呟いた。

全然よくないけどな、なんて 少し意地悪な言葉は心に押し込んだ。

…やばいな、半年前の俺は結構ガチで 半年後には俺、プロポーズしてるんやろな なんて考えてた。

過去形になってしまったのは少し辛いけど。

心の底から「幸せになってね」 と願うには随分時間がかかりそうだけど。

いつか、 また笑顔で

あなたと笑えますように。

この機種でやってるpixiv→蓮 愛 。 違う機種でやってるpixiv→れんあまる （最後に絵文字がつくのですが 機種が違うので絵文字つけられませんごめんなさい、）

（1）

「彼氏ができたよのよ」君はうれしそうに話す 別れて初めて しゃべった 電話越しの声 驚きを隠して ぼくは平気なふりをして おめでとうと言うけれど 素直に喜べない 半年前はお互い「幸せになればいいね」と 笑っていた 二人の後悔が 目の前を流れ去ってく

さよなら あますぎた日々よ 君は終わりを見つけたのさ ずっと好きでいてほしかった 都合のよすぎるやつって 言われても

（2）

洗濯機回して ぼくは一人で立っている いっそこのまま 過去も洗い流せればいいのに 踏み出せないままで 君を引きずり続けてる 想像したくもない ぼくの知らない誰かの影 半年前は いつかまた「恋人に戻りたいね」と 泣いていた 二人の約束を 覚えている？ ぼくだけなのかなぁ

さよなら あますぎた夢よ 君は終わりを見つけたのさ ずっと好きでいさせてくれて いまさら手遅れだけど ありがとう

（3）

一緒に歩いていた 公園の遊歩道で ふたりをつなぎ止めるため 古い墓を 暴く

さよなら ぼくがバカだった 君は終わりを見つけたのさ 綺麗な思い出にしたかった もう一度だけ言わせてよ

さよなら あますぎた日々よ 君は終わりを見つけたのさ ずっと好きでいてほしかった 最後にもう一度だけ 最後にもう一度だけ 最後にもう一度だけ

あいしてる