未來
未來
どーもみなさん!
主です!
今回は、リクエストをいただいたので書きます!
少し違う雰囲気に挑戦してみたので、 いつも通りではないと思います! ご了承ください!
ちなみにこれは無一郎と別れた後の話です!
それではどうぞ!
空には満天の星が輝いていた。
無一郎
無一郎
彼はなぜか、
安堵したような、それでいて少し落ち着きがないような顔をしていた。
そんな彼に、私は言葉を返した。
未來
未來
無一郎
彼はそう言うと自分の髪をかき上げた。
未來
…なんだろう。
私が知っている彼と、雰囲気が少し違う気がした。
無一郎
無一郎
無一郎
未來
私は居た堪れなくなり、
思わず顔を逸らした。
未來
未來
無一郎
無一郎
ゔっ……、図星…、
無一郎
そんな彼の言葉を最後に、少しの沈黙が流れた。
未來
流石に私は耐えられなくなり、話題を変えた。
未來
未來
無一郎
無一郎
無一郎
んん”……、
君はみないうちに人の図星をつくのが上手くなったなぁ…、
未來
無一郎
無一郎
無一郎
未來
私は驚きすぎて、無意識のうちに間抜けな声を出していた。
そんな私を横目に彼は楽しそうに笑いながら、口を開いた。
無一郎
無一郎
未來
未來
無一郎
無一郎
未來
私は気付けば頬を膨らませて、
不機嫌そうな顔になっていたらしい。
無一郎
彼が申し訳なさそうにそう言った。
未來
私がそういうと、彼は衝撃の言葉を口にした。
無一郎
無一郎
無一郎
未來
そんな私の間抜けな声が聞こえると同時に、
彼は私の目の前に、右膝を床につけて
ひざまづいた。
未來
私が言葉に表せない驚きを感じていると、
彼はさらに驚くような行動をとった。
未來
彼は私の右手を取り
”私の手の甲に優しくキスをした”
未來
混乱しすぎて思考がグルグルと回っている私を前に、
彼は私から手を離し、
ニヤリと少し悪い笑みを浮かべていた。
私たちは満天の星空の中に紛れ込むように、
しばらくの間なにも喋らずにいた。
何秒…いや、
何分経っただろうか。
彼は立ち上がり、私を見下ろすように目の前に立った。
無一郎
無一郎
無一郎
彼は私を挑発するように言った。
未來
私は少し迷った末、
一度話題を変えることにした。
未來
未來
無一郎
……星の光に少し照らされこちらをみた彼は
なぜか実年齢より大人に見えた。
未來
未來
未來
無一郎
無一郎
そう言った彼はどこか楽しそうに見えた。
未來
…彼は私に十分挑発をしてくれた。
だったら私も少しくらい仕返ししても罰は下らないだろう。
未來
そう思っていたら、星が一段と輝いた気がした。
…………やってやろうではないか。
私だって
………ただされるがままのひ弱な女ではないのだ。
私は頭ひとつ分もの差がありそうな
そんな彼との身長差を縮めるように
彼の肩を押さえて少し下げ、
足を伸ばし彼の顔に自分の顔を近づけた。
彼の顔が段々と
さらには鼻先まで近づき、
私は彼のくちびるに自分の唇を重ねるように
ちゅ、と小さな音をたてて
キスをした。
無一郎
唖然とする彼を見て、私は少し優越感に浸っていた。
…へ〜…?(笑)
未來
未來
私はさっきの彼の言葉を真似するようにして、
彼を挑発した。
…なんだか段々と恥ずかしくなってきてしまった。
未來
…私は顔を逸らしてしまい、
本当の沈黙の瞬間が訪れてしまった。
……しばらくの沈黙を超えて、
…流石に私から口を開かないと、
このままだと本当に大変なことになる…。
そう思い、口を開きにくい中で口火を切った。
未來
無一郎
彼はよほど驚いたのか声が裏返っていた。
未來
無一郎
私は冷やかすように少し笑みを浮かべた。
未來
無一郎
無一郎
無一郎
未來
無一郎
彼は仕方ないな、と言う顔をして額に手を当てた。
無一郎
無一郎
彼は一見脅すように
以前とは少し変わった低い声でそう言った。
未來
無一郎
無一郎
無一郎
未來
以前よりするりと出てきて
問いかけるような言葉ではないことに私は少し驚いた。
未來
未來
無一郎
彼は何とも言えない嬉しそうな顔をして、
無一郎
と言い、
未來
え、と言うまもなく、
私を彼の大きな腕の中に優しく収めた。
無一郎
彼は私を腕に収めながらそう言った。
…仕方ないなぁ、
私はそう思い、
彼に言葉を返した。
未來
大好きだよ、無一郎くん。
end.
コメント
6件
ありがとうございます!
ということで今回は、 『未來ちゃんと無一郎が付き合う世界線』でした〜!! こちらは『バナナ🍌 ᐠ(ᐛ )ᐟ』様からリクエストいただきました! 他のリクエストもお待ちしております♪ byひつじ