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私の家は裕福ではないが幸せだった
家族でとても仲が良かった
いつも私を第一に考えてくれた母
私の事を愛してくれた父
そんな日々がずっと続くと思っていた
その日は私の12歳の誕生日だった
突然のことだ
私と母はハイケーン家から追い出されてしまった
そして私とお母さんは行くあてもなく彷徨った
でも、
母はすぐ助かるからねと
いつも優しい言葉をかけてくれた
そんな母が私は大好きだった
でも同時に
父が憎くて仕方なかった
だって父は私たちを裏切ったから
母は毎日私には見えないように歯を食いしばって泣いていた
そんな母は見るに絶えなかった
お母さんは元気だと頑張りながらもみるみる衰弱して言った
ある日ついに倒れてしまった
それからお母様は植物状態だ