雪奈
あれ・・・私
雪奈
いつの間にか寝てたんだ
雪奈
・・・・・・
まだ少し眠気がある
雪奈
顔洗お
洗面台にて
雪奈
目元真っ赤だし目少し腫れてる・・・
部屋に戻り
コンコン
雪奈
っ・・・
入るわよ
義理親
おはよう
義理親
昨日はよく眠れた?
雪奈
・・・コクッ
義理親
そう・・・
義理親
朝ご飯出来たから食べなさい
雪奈
コクッ
私はまだ警戒していた
だから返事をせず頷くだけだった
義理親
ほら食べなさい
雪奈
・・・
私は食べようとしなかった
誰も信頼出来なかったから
何が企んでいると思ったから
だから私は食べようとしなかった
だけど
雪奈
ギュー
お腹が意識と正反対になった
義理親
ほら、お腹空いてるんでしょ?
義理親
沢山食べてね
雪奈
・・・
私は意を決して目の前にある沢山のご飯を口に放り込んだ
雪奈
おい.....しい
今まで食べてきたのと比べ物にならないくらいの美味しさだった
義理親
良かった!
義理親
ほらどんどん食べなさい!
雪奈
もぐもぐ
私は夢中になって食べていた
しばらく経って
雪奈
・・・ごちそうさまでした
一応それは言うことにした
義理親
美味しかったなら良かった
そうして朝ご飯を食べ終わった私はその場を後にきた
雪奈
何であの人は
雪奈
私の変な噂を知っているはずなのにこんなに優しくするんだろう?
雪奈
ご飯を作ってくれるんだろう?
雪奈
・・・
雪奈
分からないや
でも、もしかしたら
雪奈
この人は信用して・・・いいのかもしれない