テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
🍥 鈴 #はぴから 💗
#れぁすとっ!! すとこん作品
prak
学パロ、bl
苦手な方はbackしてください
⇒start
恋は人を強くするらしい
…なんて、よく聞くけど
だったら失恋はなんなのだろうか。 人を弱くして、さらには心をぐちゃぐちゃに抉って
結局、最後には恋なんてしなければよかったって思うんだ
pr
その一言だけだった もっと長く、なにか言われると思ってた 優しく理由を説明されるとか、 気まずそうに目を逸らされるとか でも現実は、たった三文字 夏の風が、やけにぬるく感じた 気まずそうに笑った彼は、「これからも友達でいたい」と続けた …その言葉が、一番残酷だなんて知らないくせに
ak
pr
pr
pr
けろっと笑う、なんだか軽いような表情が 俺の心の中のなにかを壊した
今までの時間は無駄だったんだと、そう思った
pr
なに、何か言ってよ。 なんで黙ってるの、励ますとかなんとかあるでしょーが。
ak
ak
ak
なんかやけに視界がぼやけてるなぁ、 夏バテでもしちゃったのかな
息も吸いにくいし、頬に当たる風がやけに冷たく感じる。 これも夏バテのせいかな、なんて。
ak
pr
pr
言わないでよ。 認めたくない。泣いてない。
涙をとめようとしても、涙を拭いても、感情が溢れ出して止まらない。
どうして、こんなに苦しいんだろう。 たかが失恋。 たかが片想い。 なのに、息ができないくらい痛くて。 ――いつから、こんなに好きだったんだっけ。
ak
何回打っても、シュートを決められない
頑張ってるはずなのに、 本気でやっているはずなのに、どこかが足りていない
ak
なんだか嫌になって、 体育館の端の方にしゃがみこむ
何がいけなかったのだろう 。
タイミング ? フォーム ? それとも単に練習量が足りてない ?
そんなことを考えていると、不意に視界へ影が落ちた 。
pr
ak
親友で、ライバルでもあるp ー のすけだった 。
どうせまた、からかいにきたのだろう そう思って、強めに返してしまった 。
pr
ak
pr
pr
pr
ak
これは慰めなのだろうが、 今の俺にはなんの言葉も響く感覚がなかった 。
ak
ak
pr
ak
pr
ak
pr
ak
誰にもバレていないと思っていた 。
放課後、みんなが帰ったあと。 一人で体育館に残って、シュート練してること。
誰もいなくて、 自分のシューズの音が響く体育館は新鮮で好きだった 。
pr
その言葉に、胸の奥が少しだけ熱くなった 。 夏の体育館は苦しいくらい暑いのに 。 どうしてかその瞬間だけは、 ちゃんと息ができた気がしたんだ 。
pr
名前を呼ばれて 、 はっとして顔をあげる 。
気づけば 、 花火はもう始まってしまっていた 。
夜空に広がる光が 、 滲んでいてよく見えない 。
隣にいるp ー のすけは 、 困ったように眉を下げて俺を見つめていた 。
pr
ak
あの時は空気が恋しいってくらい 、 息をすることが楽だったのに
今では 、息をすることさえ苦しく感じた 。
先程の花火会場とはうってかわり 、 人気のない静かな場所を歩く 。
余計に自分のすすり声が響いて 、 あまり心地は良くなかった 。
pr
ak
p ー のすけはずーっと俺の表情を伺い 、 手を出しては気まづそうに下を向くだけだった 。
なんで振った側がそんな顔するの 。
pr 👀
pr
夏休みに入ってから 、 スマホを見る回数が増えた気がする 。
別に 、連絡を待っている訳じゃない 。
のに 、 トーク画面を開いては閉じてを繰り返していた 。
pr
pr
振ったのは自分だ 。
俺なりに 、 1番傷つかないように答えたつもりだった 。
きちんと友達でいたいとも言ったはず 。
けど 、あの日からakが全然笑わなくなったような気がして 。
最後に見た泣きそうな顔が 、 頭から離れてくれない 。
pr
pr
俺が泣かしたんだ 。
花火の音にかき消されそうなくらい小さなすすり声 。 震えてた肩 。
あのakを思い出すだけで 、胸が締め付けられた 。
... なんで俺まで苦しくなってるんやろ 。 辛いのはakのはずなのに 。
pr
ベッドに倒れ込みながら 、 スマホを天井に仰ぐ 。
画面には 、akとのトーク画面 。
数日前の最後のメッセージが表示されている 。
『今日部活休むね 。頑張ってね 。』
なんで、振られた相手にこれだけ優しくできるのだろう 。
そのメッセージには 、 akのもともとの人柄の良さが滲み出ていた 。
pr
当たり前みたいに隣にいた存在が 、 急に遠くなったようだった 。
体育館で君の名前を呼んでも返事はなくて 。 休憩中に隣へ座るやつもいなくて 。 気づけば 、寂しいと思ってしまっている 。 ...のかもしれない 。
pr
恋愛のことは何一つ分からない 。
だって経験がないのだから 。
誰かを好きになる感覚も 、 正直まだよく分かってない 。
... でも 。
ak が隣にいないだけで 、 こんなにも落ち着かないなんて知らなかった 。
ak 👀
夏休みに入ってから 、 まともに部活に行けていなかった 。
理由なんて単純だ 。
p ー のすけに会いたくなかったから 。
ak
久々に入った体育館は 、 相変わらず蒸し暑かった 。
夏恒例のでっかい扇風機を見ると 、 余計に夏らしさが増す 。
ak
いた 。見てしまった 。
覚悟はしていたつもりだけど 、 やはりきまずくて仕方ない 。
ちらっと視線を送ると 、 ばちっとp ー のすけと目が合ってしまった 。
pr
ak
pr
たったそれだけの会話なのに 、妙に息苦しい感覚がした 。
前までは普通に話せていたはずなのに 。
pr
ak
pr
嘘だよ 。嘘でしかない 。
本当は体調なんて悪かろうとも何ともない 。
ただ 、 顔を見たらまた好きになってしまいそうで怖かっただけなんだ 。
「次 、2対2やるから準備しろ 〜」
その声に 、周りの部員が一斉に動き出す 。
俺だって友達がp ー だけって訳じゃないし 、 そこらへんのまぁまぁ仲のいいやつと組むことにする 。
pr
そう思った矢先 、p ー のすけに腕を掴まれる 。
ak
顔をあげると 、 何ともないというような顔をしているp ー のすけがいた 。
まるで 、あの日の告白なんて無かったかのように 。
pr
ak
小さくそう返すと 、 p ー のすけは安心したように微笑んだ 。
試合途中 。 俺は長い間動いていなかったからか 、下手になっていた 。
p ー のすけの足を引っ張るのは申し訳なくて 、 ペアを変えようといってもp ー のすけは俺を選んでくれた 。
pr
pr
その言葉を聞いた瞬間 、 心臓が大きく跳ねる 。
あの日 。 体育館の端でしゃがみこんでいた俺に 、 初めてそんな言葉をくれたのも p ー のすけだった 。
ak
目の前に出された手をぎゅっと掴み 、 俺はまたコートに立った 。
─── やっぱり 、好きだ 。
悔しいくらい 、 p ー のすけを想ってる 。
pr 👀
がごんっという音と共に 、 自販機から炭酸水を取る 。
部活後の炭酸水は本当に美味く感じる 。
pr
あの日から 、akのことばかり目で追ってしまう 。
別のやつと笑ってるところ 。 休憩中 、誰かと話してるところ 。 シュートを決めて嬉しそうにしてるところ 。
その度に 、胸の奥がざわついた 。
炭酸を飲み込む度に 、 喉がじわりと痛む 。 ぬるい夜風が汗を撫でていった 。
pr
前まではこんなこと無かった 。
ak が誰と話してようが 、どこで笑ってようが 、 別に気にならなかったはずなのに 。
なのに 。
... 今は 、違うんだ 。
部活が終わって15分程 。
体育館を覗くと 、 皆が帰っていく中一人でシュート練をしているakが目に入った 。
ボールの跳ねる音だけが 、 体育館に響き渡っている 。
pr
小さく笑いながら近づくと 、 akがびくっと肩を揺らして視線を合わせる 。
ak
pr
そう言うと 、 akは困ったように目を逸らす 。
その反応に 、 胸が少しきゅっとなった 。
pr
ak
気づけば 、 言葉が勝手に口から零れていた 。
pr
ak
pr
pr
pr
pr
1つ言葉にすると 、止まらなかった 。
pr
沈黙が落ちる 。
体育館の熱気が 、 やけに暑苦しい 。
ak
震えていた 。
泣きそうなのを堪えるみたいに 、 服をきゅっと掴んで口元を震わせている 。
ak
ak
akの言葉を聞いた瞬間 、 胸の奥が熱くなった 。
pr
pr
今にも泣きそうなakに向かって手を広げてやると 、 akは素直に俺の胸に飛び込んできた 。
ak
pr
ふんわりとした柔らかいakの雰囲気が 、 俺を包み込んでくれる 。
pr
ak
呆れたように笑った彼に 、 俺も釣られて笑う 。 苦しいだけだった夏が 。 少しだけ 、 好きになれそうな気がした 。
どうだったでしょうか !! ✨️
自分的には失恋ものが大好きで 、 ついつい失恋物語書いちゃいます 👉👈
そしてれぁちゃん !!
結構ぎりぎりになっちゃってごめんね 😭💦
その分頑張って書いたつもりです っ ჱ̒^ᴗ ̫ ᴗ^
ここまで読んでくださり 、 ありがとうございました っ ❕😭
ではまた他の作品で !
コメント
4件
めっちゃいいじゃぁん!! なんか、最初はakの片想いだったけど最終、両想いになる展開、めっちゃ好き!! なんか、prちゃんが、色んなとこでakを主人公って言って、𓏸𓏸編って言うのもめっちゃ好き!! ほんとに、最高だった!!
「たかが失恋」って何度も繰り返されるたびに、胸がぎゅってなった…。本当はたかがじゃ済まないのにね。pーのすけが後から気づく展開、こっちまで息苦しかった。でも最後の「ハッピーエンド編やな」で救われた気持ちになったよ🥀🤍 失恋もの、私も大好きです…沁みました。