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H

おはよー!

L

おはよ、いい服着てんじゃん

H

ふふっ、そりゃりうちゃんが選んでくれたからね

L

まあね♪

H

じゃあ、お参り行こっか

僕はりうちゃんの手を取って歩き出す

L

ちょっ、誰かに見られたら…//

H

うわ、りうちゃん手冷た!
僕があっためてあげる

H

ね。……ダメ?

L

ッ…だめ、じゃない///

りうちゃんの体が、僕に寄せられる

H

っ!…ふふっ、かわいい

せーのっ!

バッ

L

わ、りうら大吉!ほとけっちは?

H

僕は~……げ、小吉だ。微妙~

H

書いてあることもあんまよくないし
あっちに結んでこようかな

L

あ、あそこで甘酒売ってる

小さな和菓子店のような店を りうちゃんが指差す。

そっか、お正月だから甘酒とかあるのか、

H

りうちゃん飲むの?

L

うん、ほとけっちは?飲まないの?

H

ん~…りうちゃんから一口もらおうかな

H

一杯飲み切れる自信ないから…

L

あーなんとなく分かるかもそれ

H

あ、でもおまんじゅうは
美味しそうだから食べたいな

L

ほとけっちらしいww

H

まあ、甘いもので不味いものなんてないよね

L

それデブの思考じゃない?w

H

ちょっ…それはひどくない?!

L

ふぅ…あったか~♡

H

んーやっぱり和菓子っていいよねぇ…

L

あ、ほとけっちほっぺにあんこついてる

H

え、うそどっち?

L

右、

りうらは自分の右頬を指差して言う

H

ん?ほんとにある…?

そう言うほとけっちが触っているのは左頬。

L

逆だってww右って言ったじゃんw

ほとけっちの頬からあんこを取って食べる

L

ん、あま…

H

ッ…///

L

? なんか顔赤い?

H

っいや…りうちゃん、積極的だね//

L

べっつに~♪

L

ていうかあんこ取っただけだし

L

なに考えてんの?
ほとけっちの変態

H

む…誘ってきたのりうちゃんのくせに…

H

ほら、甘酒飲み終わったでしょ!
早く行かないと夜になっちゃう

ほとけっちがりうらの手を引く

L

とか言って、まだ3時だし

そう言いながらりうらは立ち上がる

L

(久しぶりにほとけっちに会えたんだ)

嬉しくないはずない。

L

(冬休みまだちょっとあるし、
 ほとけっち充電しとこ♪)

L

ねえ、行くって言ってもどこ行くの~?

H

ん~特に決めてないからお開きでもいいけど…

H

りうちゃんさえよければホテルでも行く?

L

⋯わかってんじゃん♪

H

っえ、ほんとに⋯?

L

え?うん

L

りうら、ほとけっちとくっつくの好きだよ

「くっつくの」って⋯

H

(ッなにそれ⋯///)

H

だいすき⋯//

L

りうらも。

L

ほとけっちと居ると落ち着くし

りうちゃんが目を細めて笑う

H

⋯うん!ぼくも

⋯ああ。この時間が、ずっと続けばいいのに

H

ゴホッ、ゴホッ、

L

大丈夫、風邪ひいた?

H

ううん、乾燥のせいだと思う

L

っぅ//⋯んッ♡あ、ん⋯っ♡

H

きもちい?りうちゃん、

僕はりうちゃんに腰を押し付ける

L

んッ、んっ♡あ゙ッ⋯おぐ♡♡

りうちゃんががくがくと揺れる

H

だめ、逃げないで

L

やッ⋯♡♡だめッ、//~ッ♡

僕とりうちゃんの舌が絡み合って 透明の糸を引く

L

あ⋯♡♡も、と♡ちゅー、しよ⋯っ♡

H

ッ⋯///

H

っだめ、あんまり煽らないで⋯ッ

L

ッてかげん、しなくていーよっ♡

H

ほんとにやだったら言ってね、

ずんっ♡

L

お゙~~~ッ♡♡チカチカッ♡

H

(ッ//奥、好きなんだ)

L

っは♡、あ゙ッ//~ッ♡♡

L

ま゙ッ、あ⋯♡ッさ、///きからイきっぱ⋯ッ♡♡

りうちゃんの目にハートが浮かぶ

H

(あ、意識トんじゃったか⋯)

L

ほとけっちは何か夢ある?

シャワーを浴びて寝転んでいると りうちゃんが訊いてくる

H

ゆめ?

L

将来の夢

H

夢、か⋯⋯

そんなの、まともに考えたことなかった

H

⋯人を、笑顔にする仕事⋯とか?

H

あとは、人と接するのとか

L

ネット活動とか手っ取り早いんじゃない?

H

ん~やるならゲーム実況者とか?

H

ほら、僕ゲームしてるし

L

じゃあ歌い手は?歌うまいじゃん

H

そう⋯かな、w

H

⋯⋯でも、歌い手するなら
りうちゃんと一緒がいいな、

⋯この先の未来も

りうちゃんとずっと、

H

じゃあまたね、

りうちゃんと別れて僕はコンビニに入る。

H

ゴホッ、ゴホッゴホッゲホッ

やばい、また⋯ッ

意識が朦朧として、頭がぐらつく。

僕、そろそろ死ぬのかな

H

(ああでも、)

死ぬ前にこれだけは言っときたいな⋯

L

っはw、なにそれ今更

さっきまでセックスしてたじゃんっての、

L

はぁ⋯

りうらは寒空に息を吐く

L

(⋯⋯1番、満たされた)

空っぽの器に並々と水が注がれるように

乾いたスポンジが水を吸っていくように

りうらの心にぽっかりと開いた穴を

ほとけっちが綺麗に、丁寧に埋めてくれた。

それから際限なく注がれる愛は、 心底心地良かった

 

りうらも

すぐに付いた既読。

それなのに、半日経っても 返事が返ってくることはなかった

今まで、りうらで会話が終わったことなんて 一度もなかったのに

1月4日

L

そ、っか⋯

ほとけっちが好きそうなカフェ見つけたんだけど、

 

わかった

 

でも一緒に行きたいとこあるから早く治してね

-hotoke-☆イムくん☆

うん、ごめんね

あれ、

1月6日

-hotoke-☆イムくん☆

おばあちゃんが具合悪くて最期になるかもしれなくて⋯

-hotoke-☆イムくん☆

ほんとにごめんなんだけど明日学校行けなくなっちゃった

また⋯⋯

でも、これは誰も悪くないじゃんね、

 

ほとけっちの体調は大丈夫なの?

-hotoke-☆イムくん☆

それはバッチリ治ったよ✌

 

よかった、

1月8日

バンッ

N

りうらッ⋯!

L

っえ、なにいきなり⋯

N

ほとけくん!

L

ほとけっちが何?

L

ていうかないくんほとけっちのこと知ってたの?

N

っ聞いて、ないの⋯⋯?

L

だから何が?

N

ほとけくんが、死んだって⋯⋯⋯

この作品はいかがでしたか?

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コメント

5

ユーザー

う、、まさかの展開…!!😭😭全然予想できませんでした!!))本当にこのお話大好きです!!👊🏻❤️‍🔥‪これからどうなっていくか楽しみに待ってます!!🥹💖

ユーザー

なんでぇっ!?ぁ、毎度毎度神作ありがとうございます✨

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