コメント
30件
スコスコスコスコスコットランド建設予定地←スコットランド勝手に作るな馬鹿野郎
カーミーサーマー
何か私のノリと勢いで作った設定が(あんま覚えとらんけど)ものすごく広げて貰っててびっくりっす←いやぁ流石っすきなちゃん
更新遅れて申し訳ないです‼︎ 第二話,どうぞ!
梓桜
晴
梓桜
晴
優
梓桜
優
ガシャンッ …パリンッ‼︎
晴
ut
優
晴
ut
梓桜
晴
梓桜
zm
梓桜
晴
tn
晴
優
晴
廊下
em
ガシャンッ‼︎
晴
tn
優
蛇蠱
ut
梓桜
蛇蠱
優
梓桜
zm
晴
蛇蠱
蛇蠱
優
蛇蠱
優
蛇蠱
優
晴
優
座敷童がいる家は繁栄する
実際そうだ。 でも…私は,違う
優
私の家系では,一定の期間が経つとその家を出て, 違う家へ行く,という決まりがあった。
住人
住人
優
住人
住人
優
住人
ザシュッ,という刃物が食い込む音と ポタポタと血の滴る音が, 暗い玄関に響いた。
優
住人
住人
住人
「ニンゲンは欲に塗れ, 欲しいものを手に入れるためなら どこまでも残酷になれるんだ」
ザーー…
優
私は外に繋がれた。 どこから手に入れたんだかは知らないけれど, 妖縛鎖(ヨウバクサ)…つまりは妖を拘束する専用の鎖で, 簡単には切れない。
風が吹こうと 雨が降ろうと 雷が鳴ろうと 私は外に繋がれたまま。
優
そんな時,一人の少女が目の前を通りがかった。 少し濡れた長めの茶髪から,雫が垂れていた。
彼女は水縹色の瞳でこちらを捉えると,口を開いた。 覗いた牙と,狐耳とで,すぐに仲間だと分かった。
???
優
しきたりを破ったから,家にも帰れない。
???
ピシッ…パキンッ‼︎
優
???
優
???
舌を出してはにかむと,彼女は静かに立ち上がり, また歩いて行った。
優
別に憧れたとか,そんなものではなかった。 ただ"興味を持った"。それだけ。
振り向いて私がついてきているのに気付くと, 彼女の口角が少し上がった。
???
そう言って彼女は傘とタオルを差し出してきた。
「変な人だな」 そう思った。…悪い意味ではないが。
優
???
優
こんな時間,今までの私の人生にあっただろうか。 …暖かい。
???
優
???
会って数分なのに,なぜそんなことが言えるのかと思ったが, 不思議とお世辞という感覚もなかった。
優
???
???
夜弥
優
夜弥
夜弥
夜弥
優
夜弥
優
夜弥
夜弥
そう言って,彼女はにこりと微笑んだ。
優
蛇蠱
晴
優
優
優
蛇蠱
優は素早く蛇蟲に近付くと, ナイフを振り翳した。
蛇蠱
が,蛇蟲は蛇に変化し,致命傷は避ける。 しかし右目には刃が届いたようで,血が滴っている。
蛇蠱
優
梓桜
梓桜
晴
優
蛇蠱
蛇蟲は,3人に向かってまっすぐ毒を吐いた。
優
晴
晴
晴は狛犬の混血。 純血の狛犬には劣るが, 他の妖と比べればよく鼻がきき, ある程度の物質を判断できる。
晴,梓桜,優のすぐ後ろには, ut,zm,shoがいる。 妖である彼女たちは避けることは難ないが, 避けても確実にニンゲンたちは避けられないだろう。 更に守護もニンゲンたちにはかけていない。 となれば──
梓桜
梓桜はzmの前に入り込み,ナイフで弾く。 弾くと同時に血液でできたナイフは砕ける。
血液操作 自身の血液を操る。今の固形化では, 一回ほどの攻撃が可能だが耐久値は低く, 耐久値が無くなると今のように砕けてしまう。
zm
晴
ut
優
sho
詛呪・共鳴人形とは 詛呪(ソジュ)。優の固有能力。 人形を使い呪いをかけることができる。 共鳴人形とは,人形と対象をリンクさせることで, 人形に与えたダメージ,衝撃などが対象に反映される妖術である。 詛呪の中でも特に体力を使う技。
優
sho
ut
晴
zm
梓桜
晴
梓桜
晴
梓桜
蛇蠱
晴
ズガガッ
蛇蟲は尾の方で払おうとするが, それよりも遥かに速く晴は避ける。
蛇蠱
晴
優
梓桜
晴
蛇蠱
優
ズシュッ
蛇蠱
蛇蟲は床に血を吐いた。 弱っているのは確実であろう。
梓桜
晴
梓桜
晴
梓桜
優
蛇蟲の首元で赤く光り輝く, 曲線でできた花形。 それは彼岸花の形に似ている。
梓桜
晴
晴
梓桜
蛇蠱
梓桜
梓桜の鞭はしっかりと蛇蟲を捕らえる。 梓桜に切ろうという意思は見えない。
ギシッ…バチッ‼︎
梓桜
晴
梓桜
蛇蠱
そのまま蛇蟲は床へ倒れた。 梓桜もふらりと倒れそうになったところへ, zmが受け止める。
zm
梓桜
優
晴
晴
蛇蟲の首元にあった紋章はあの妖しげな赤い光を失い, サラサラと砂のようになり消えていった。
優
晴
晴
優
zm
梓桜
同時刻 人間界組
卯月
卯月
ガキンッ‼︎と風矢の刀と,卯月が愛用している矛がぶつかり合い, 火花が散る。 卯月は矛を持つ手に力を込めながら二人に叫んだ。
卯月
白
風矢(憑依)
風矢は,気の塊のようなものを白に向けて放った。
夜弥
風矢(憑依)
その時,風矢の首元で妖しげに赤く光る, 彼岸花によく似た紋章が3人の目に入った。
白
ドンッ
白の体が飛ばされ,目に鮮血が映った。 見ると,夜弥の腕と足がざっくりと切れ, 血が滴っている。
夜弥
白
夜弥
風矢(憑依)
卯月が手強いと判断した風矢は,鍔迫り合いから退き, 手負いの夜弥の方へと向かおうとする。
卯月
卯月が投げた矛は,まっすぐ風矢の刀を弾く。 憑依されているだけで,風矢はれっきとした人間だ。 卯月たちは殺すことができない。
風矢(憑依)
卯月
夜弥
白
白
対妖氷(タイヨウヒョウ)とは 人間に妖が憑依した場合に多く使う。 斬るなどしても,人間自体にはダメージが及ばず, 透き通るようにして中の妖に攻撃をすることができる。
卯月
卯月
風矢(憑依)
卯月
激しい攻防が繰り返される。 相手は風矢の支配にも力を使っており,卯月は鬼神化で 元から良い運動能力が更に上がっている。 このままでは勝てないと悟った風矢は龍太の方へ向かう。
卯月
夜弥
とその時,ダンッ‼︎と強く踏み切る音がした。
龍太
白
白が,龍太を抱えて壁に寄りかかっている。 間一髪で龍太を救えたはいいものの, 風矢が逃げられないように張った結界のせいで, ダメージは通常より大きい。
卯月
白
卯月
その言葉は,虚勢でもなんでもない, 静かで大きな殺意を纏っていた。
風矢(憑依)
卯月
風矢(憑依)
卯月
後ろに回った卯月は風矢の右肩から左腰までを大きく斬った。 風矢は初めぼーっとしているようで, 起こったことを理解できていない様子だった。
風矢(憑依)
耳を劈くような断末魔が聞こえ,風矢は倒れた。 その眠った顔には,先ほどのような殺意は感じられない。
白
卯月
和室がホッとしたような雰囲気に包まれる。 その中でドサリという何かが倒れる音が背後からした。
白
卯月
卯月
龍太
卯月
ピンッと弾くようにして卯月が投げたのは, 二つの赤い御守り。
卯月
龍太
何度も頭を下げ,礼を述べる龍太に 卯月がふっと微笑んだのに, 誰も気付きはしなかった。
というところで第二話,『襲来』は終わりとなります!
今回の内容を大雑把にまとめると, ・家への蛇蟲の侵入 ・優の過去 ・依頼解決 ・彼岸花の紋章の謎 …ってな感じでしょうか。
読んだ方々は気付いているかも知れませんが, 数人での戦闘シーンでは梓桜や卯月が引っ張って行くような形となります。
援護に晴や優がつき, 夜弥や白は自分から攻撃しつつ,より梓桜・卯月が戦いやすいように 動くっていう感じですかね。
もちろん個々での戦闘も書くつもりではあります! (つもりではある,ここ大事)
では,おつきなー!