雨の日だった。
?
こぢんまりとした古書店の一角で、
少し弾んだ声が聞こえた。
古書特有の紙の匂いと雨の匂いが、
狭い店内に充満して独特の空間を演出していた。
最低限の光源しかないため、書店の割には随分と薄暗いのも、
そんな独特の味わいを出すのに一役買っている。
古書店員のアルバイトとして雇われている僕は
職務通りレジに立ち、突然そんなことを言い出した目の前の
男性の相手をする。
sungmin
hyunjin
今朝から降りしきる雨足の強さは、天候の改善の予感すら抱かせない。
梅雨真っ只中のこの時期に、気まぐれのような晴天の、
しかも虹までをも望むのは難しいことのように思われた。
だから
hyunjin
と釘を刺しておくと、男性は
sungmin
と口を尖らせた。
男性、キムさんは、それこそ“虹のような人だ。”
口調が迷子でしたね。
難しい言葉ばっかりですみません。
主人公は、「ジニさん」
あとは、「すんちゃん」
場合によっては、「りのさん」も出てくるかも
しれません。
皆さん“いいね”してくれると
嬉しいです。
それではまた。
リクエストも待ってます✨
コメント
2件
最高!てのこん頑張ってください!