しあ
…
???
さぁさぁ、食べましょう…
しあ
…いただきます。
しあ
…(パクッ)
しあ
…(別に、ふつーだな。)
???
どうでしょうか…
しあ
あ!普通に美味しいです!
しあ
…(あーぁ…めんどくさい。)
蒼愛
ねーね!あそぼー?
しあ
ん…いーよ。
蒼愛
やった!私は、あおい!
しあ
あおいね…!
しあ
あそぼっかー!
こんな平和な孤児院なんてあったんだ。
ここに過ごしてから結構経った後。
あんなことが起きるとは誰も想像してなかった。
しあ
あ…ぁ…
蒼愛
にげなきゃ!ねぇ!しあ!
しあ
…う…ぁ…
しあ
ぁ…ぁ…
蒼愛
しあ!置いていくよ!!
しあ
…
蒼愛
し…ぁ…?
しあ
…あは…どうしたの…
この時。私は壊れていた。
トラウマというトラウマだった。
また、植え付けられる
あの恐怖を
しあ
蒼愛…私大丈夫だから。
しあ
先逃げて…
蒼愛
しあ置いていけない…
しあ
じゃ…私は、私の役目をする…
???
しあさん!やめて!
しあ
ばいばい。
そういい。私は…
あの炎の中に。
やっと、この世からいなくなると思った。
だけど。
神様がそうさせてくれなかった。
しあ
…
日は静まった後だった。
しあ
…ん…?
しあ
私…タヒんだ…はず…
しあ
あれ…
しあ
何…これ…
そこには見慣れない場所だった。
しあ
私がいる世界じゃない。
しあ
私の世界は…!!
しあ
こんなのじゃない!
???
それってさ…ほんとなの?
しあ
…え…?
しあ
…ッ…!
???
ねぇ、それってほんとなの。
しあ
こ、来ないでよ…
???
ねぇってば。
しあ
来んな!
しあ
蒼愛!
蒼愛
えぇ?
蒼愛
こんな世界じゃない?
蒼愛
何が違うの?
蒼愛
貴方が望んだ世界じゃない。
しあ
違う…違う!!
しあ
私の世界は…
しあ
差別もいじめもない!そんな平和な世界!
蒼愛
そんな世界存在すると思ってんの。
しあ
…ないなら…
しあ
私が作るまでよ。
しあ
"Create a world"
蒼愛
ッ!?
蒼愛
まっ!
しあ
じゃぁね。
しあ
…
しあ
誰もいない世界。
しあ
だったら。
しあ
最初から作ればよかった。
しあ
…
しあ
制限なしに作れる代わりに。
しあ
幸せが減るんだけどね。
しあ
はは…そんな幸せなんて要らんしな。
しあ
作らんと。
しあ
人を。
星音
ほへぇ…
星音
器用なもんやな?
しあ
…誰よ。
星音
まぁ、全世界を支配する人だと思っといてー
しあ
適当だね…?
星音
そうや!
星音
僕の仲間にならん?
しあ
はぁ?
星音
仲間になれば、幸せにしてやる。
星音
代わりに、協力はしてもらうけど
星音
悪くないやろ?
しあ
…まぁ、そうか。
星音
じゃぁ、契約的なの承諾な?
しあ
それでいいよ。異論なしだし。
星音
よっしゃ決まりー!
星音
まず、仲間を探さんとな〜
しあ
…そうやなぁー!
これが、私
青咲 白空の過去。
なんも、なかった私を
救ってくれたのが星音だった。
唯一の。救い。
白空
…今のあいつが救ったなんて考えられんよなー
怜菜
あはは!確かに言えてる!
白夜
私たち4人を救った人だと思えないんですけど…
桃音
ほんと…同一人物なのかなって思うのよね…
白空
でも、あいつがいたから。
白空
今が楽しいのかもね?w
怜菜
確かに!いなかったら
怜菜
楽しくないかもねw
白夜
実際居てくれて助かりますねw
桃音
"あんな計画"したとは思えないw
星音
ほら!早く来ないと置いていくぞ!
白空
…待ってよ!
怜菜
星音ってば!早いって!
白夜
もうちょっと遅く行きましょーよー!
桃音
寝かせてよー!