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めええええtyっっちゃすきでっすすすすすうす続きまじでまってますんんでええええ!
中島敦
中島敦
敦は自分の叔父である織田に電話をかけていた。
そこで楽しそうに話していたから、少しもやっとする。
太宰治
人の愛の中に勝手に入ってきてはいけない。
その人たちの間にはその人たちにしかわからないものがある。
それを部外者である太宰が容易に入り込んでしまって、迷惑になるだろう。
過度な行為こそ無駄なものはない。
中島敦
中島敦
敦が通話を切る。
太宰治
中島敦
中島敦
太宰の顔はみるみるうちに赤く染まる。
太宰治
中島敦
中島敦
太宰治
中島敦
太宰治
中島敦
太宰治
太宰治
中島敦
太宰治
ほら。見ておくれよ。
人の関係の中に無理に入らなくとも、
こんなにも楽しいと思えるのだ。
だから、過度な行為こそ無駄なものはない。
迷惑なものはない。
だから、この関係も、兄弟以上の関係に発展していくことだってないのだ。
中島敦
敦はまたもや太宰の顔をじっくりと見つめる。
太宰治
そう聞くと敦はとびきりの笑顔で、
中島敦
と答える。
だが、それがまるですべてを知っている目つきに思えて
恐怖心が掻き立てられた。
太宰治
中島敦
中島敦
太宰治
中島敦
太宰治
こうしてまたなんら変わらない、平和な日常を繰り返し行うのだ。
そのたびに、敦に対する兄弟以上の思慕が止まらない。
兄弟以上の関係にはなりたくないと思いながら、
どこか自分だけ見てほしいという厄介な欲が芽吹いてしまう。
だが、思いを伝えたとしても、うまくいかなかったら、どうする?
軽視されてしまったら?
鼻で笑われてしまったら?
気持ち悪いと一蹴されてしまったら?
……立ち直れる自信がない。
敦は太宰にとって、つまらない日常を一変させる稀有な存在であり、
鮮やかな感情に浸らせる可愛らしい子なのだ。
こんなにも簡単におちてしまう太宰も太宰だが、
敦を失うことなんて考えられない。
そう。まだ会って三ヶ月しか経っていない間柄でも、
好きだと思う人を好いているこの時間がたまらなく
幸せなのだ。