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日常

第3話 - 日常③

300

2019年08月04日

#日常

天才白猫ちゅちゅ様

殺希

コンニチハー

殺希

殺希です。

殺希

えーと今回は日常の続きを

殺希

やっていこうかなぁと思います。

殺希

それではどうぞ

火曜日

望

な、なぁ

殺希

ん～？

望

その学校、、

望

いかないほうがいいんじゃねぇか、、

殺希

え～なんで～？

望

いや、。俺殺希のことが心配で、、

殺希

でも行かないといけないものなのよ？

殺希

ただですら勉強できないのに。

殺希

しかもどうせ親が無理矢理行かせるはずだよ

望

なぁ、、親に相談したほうがいいんじゃないか？

殺希

うん。親に相談したよ

殺希

でも、、

殺希

まともに相談、、

殺希

乗ってくれなかった、、

殺希

だから、、

殺希

だから私は一人で生きてくの！

殺希

人間になんか頼るものか！

殺希

人間なんて信じるもんか、、ｯ！

ママ

おいっ！

ママ

おい！不幸菌っ！

ママ

早く支度して家から出てってっ！

ママ

ﾎﾞｿ((お前なんて死んでしまえばいいのに、、

リビング

殺希

ねぇ、僕のご飯は？

ママ

はぁ？

ママ

菌がもらえるわけないでしょうが！！

殺希

、、、

殺希

行ってきます。

ママ

２度と帰ってくるなｯ！！

通学路

望

ねぇ大丈夫？

殺希

うん

龍之介

やっときた

殺希

え？あなたは昨日の、、、

龍之介

なぁどこいくんだよ

殺希

え？学校

龍之介

なぁそんなのさぼっちゃいなよ

殺希

でも行かないといけないから

殺希は歩こうとする

ドンｯ！！

龍之介

ねぇ？そんなぐしゃぐしゃな顔で学校行くの？

殺希

ぐしゃぐしゃ？

龍之介

阿修羅丸

阿修羅丸は鏡を僕の目の前に差し出した。

殺希

ｯ！！

確かにぐしゃぐしゃだ

僕はいつのまにか泣いていた。

龍之介

おいでっ！

僕は手を引かれそのまま走った

抵抗はできなかった

いいや

しなかったんだ

殺希

こ、、ここは？

龍之介

僕のお気に入りのところ

殺希

綺麗な青空、、

殺希

こんなにも、、空って綺麗だったんだ、、、

殺希

忘れてた、、

龍之介

だろ？

殺希

ｯ！！

殺希

そ、、そういえば望は！？

殺希

まさか！

龍之介

大丈夫

龍之介

望くんは阿修羅丸と話してるよ

殺希

え？

殺希

の、望は、、望は殺されたりとかしてないよね！？

龍之介

さぁ？

龍之介

どうだろうね？

龍之介

望がなにか｢悪いこと｣をしてなければ殺されてないんじゃない？

殺希

わ、悪いこと？

殺希

た、たとえば？

龍之介

ん～？

龍之介

人を殺したり

龍之介

とかかな？

殺希

そ、そういえば龍之介くん昨日とちがくない？

龍之介

あ～気づいちゃった？

龍之介

実は人格が２つあるんだ

殺希

え？多重人格ってやつですか？

殺希

鬱病とかになって大変じゃないですか？

龍之介

いや、この人格は人口的に作られたものなんだ。

殺希

え？

龍之介

俺、、

龍之介

今は幸せた家庭にいる

龍之介

僕はコウさんにお世話になってて思ったんだ、、

龍之介

僕、、、コウさんに恩返ししたい！

殺希

えっと僕でよければ手伝うよ？

殺希

というか僕のお父さんと同じ名前、、、

龍之介

そうなんだ、、

殺希

というか｢今は幸せな家庭にいる｣って、、、？

龍之介

実は昔、、俺、、

龍之介

俺は、、実験用の人間だったんだ。

殺希

え？

龍之介

でもある日僕は実験室のガラス壁の中で暴走したんだ、、

龍之介

みるみる力が湧いてきて

龍之介

気づけばその場にいる人間どもを殺してた、、。

殺希

ｯ！！

龍之介

俺は怖くてその場から逃げ出したんだ、、

龍之介

それでなにかにぶつかって気絶して、、

龍之介

気づいたら知らない部屋にいてふかふかのベットに寝てた。

龍之介

そして下をみたらある男が眠ってて、、

龍之介

それがコウだったんだ。

殺希

へぇ、、

龍之介

それからはほんとに幸せな毎日で、、

龍之介

ほんとに夢のようだよ

龍之介

いまでもその幸せな毎日が壊れたらって怖くて怖くて仕方ないんだ。

殺希

そっか、、

龍之介

あんたは？

殺希

え？

龍之介

だからあんたの話聞かせろよ

殺希

人に話せる話じゃないよ

龍之介

いいじゃんか

龍之介

僕だけ話すのなんて嫌だからね？

殺希

はあ

殺希

わかった。

殺希

僕はほんとうに幸せな家庭に生まれ育ったわ

殺希

お母さんもお父さんも優しくて、、

殺希

でもそんなある日

殺希

お母さんが他の男の人と腕を組んでいたところを町で見かけたの。

殺希

そのときのお母さんは色気があってすごく濃いメイクをしていたの

殺希

そのままお母さんたちをみていたらあるホテルについたの

殺希

多分ラブホテルってところ

殺希

そのときのお母さんが昔の僕には綺麗にみえた。

殺希

だからお父さんに話したの。

殺希

でも話をしていくごとにお父さんの顔が青ざめていったの

殺希

でも僕はそんなの構わず話した。

殺希

そしてその夜お母さんとお父さんは喧嘩してて

殺希

１週間後には離婚して

殺希

それでお母さんと暮らすことになって

殺希

最初は優しいお母さんだった

殺希

でも男の人を連れてきたりして、、、しかも複数の、、、

殺希

毎晩お母さんは猫なで声をだして毎晩僕の前で、、、

殺希

僕はいつもお母さんに暴言や暴力を浴びせられていた

殺希

学校にも居場所はなくて、、

殺希

でもそんなときに望に出会えたの、、、

殺希

僕ね

殺希

あやかしがみえるの、、

殺希

あやかしと喋ったりしちゃうから学校でもいじめられちゃうの

殺希

でもこれもあれも僕が悪いの

殺希

だから僕は死ぬことを決意したの

殺希

僕ね

殺希

お母さんがだいっきらいだから

殺希

電車のところを飛び降りて死のうと思った。

殺希

でも望が止めたの

殺希

僕のことを

殺希

信じられなかった。

殺希

それからはすこしは居場所ができるようになったの。

殺希

望と一緒にいるときが幸せ。

殺希

望と話しているときが幸せ、、、

殺希

望だけが信用できるの。

殺希

あのこだけが、、

龍之介

そんなことがあったんだ、、

龍之介

ね、ねぇ

龍之介

僕のところ来ない？

殺希

え？でも迷惑でしょ？

殺希

そのコウさんって人にも

殺希

僕みたいな醜い子がはいったら

龍之介

いいや？

龍之介

迷惑じゃない！

龍之介

しかも僕は殺希に手伝ってもらうって話をしてるの！

殺希

え？

龍之介

恩返し

龍之介

手伝ってくれるんでしょ？

そういって龍之介さんは僕の手を引っ張った

すごくごつごつしてて男の子らしい手だった

優しくて

暖かくて

この時間がずっと続いたら

いいのになんて、、

殺希

どうでしたか？

殺希

楽しめました？

殺希

えっとちなみに殺希の過去は僕の過去をすこし混ぜてみました。

殺希

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殺希

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望

この前そういって❤１００個達成しなかったじゃん、、、

殺希

今度こそは大丈夫！

殺希

あと感想を書いてくれると嬉しいよ

殺希

ﾎﾞｿ((これ三時間かかってるからさ

殺希

それじゃあばいちゃっ！

この作品はいかがでしたか？

300

1件

｢幸せな家庭｣が｢幸せた家庭｣になってしまっていました。人(￣ω￣;)すみません。

天才白猫ちゅちゅ様

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