居酒屋の温かい光。ドキドキする心臓を抑えて、引き戸を開ける
居酒屋の店員さん
いらっしゃいませ〜
店員さんに席を案内してもらう。ガヤガヤしている雰囲気に慣れていない為、ソワソワしてしまう。
しず
めもちゃ!遅かったね〜
めも
ごめん🙏迷子になってた~
ビールを片手に怒るしず。嬉しそうなのが隠せてない。相変わらずって感じだな。
おかん
お、めも太やん~久しぶり
めも
久しぶりおかん、叶月も
叶月
ん
ちょうど皆んなが集まったところで(風月は仕事で抜けてる)お酒を飲みながら雑談を始めた。中学時代の思い出話や、仕事の話…をしていたんだが、しずが話に飽きてしまったらしく急遽腕相撲大会が始まった。
めも
エントリーNo.135〜めも行きます!
しず
かかって来いや
5分後
めも
あああああああああああ
しず
だろうな
おかん
逆に勝てるとおもったんか、、?
叶月
酒飲んでるからワンチャン…とか思ったんだろーなー?
その後もしず圧勝で、腕相撲大会は幕を閉じた。
叶月
そういえば皆んな免許取った?
めも
ーーーーーーーーーッス
おかん
もちろん取ったぞ車のな
しず
俺はバイクの免許取っぜ!!
めも
うげえ、、、私だけかい
おかん
方向音痴だしなあ、、
何だろう、、、酔い回るの早い気がするような。
叶月
大丈夫かー?
めも
なんか酔ういつもより
しず
へー
興味無さげに返事するんじゃないよしず。というかそのグラス…
おかん
あれ?しずそのグラスめものじゃ…
しず
?あ、うん。めものお酒気になるから交換しといた俺のと
どうりで…
視界が歪む。「死んだな」と確信して私は泥のように眠るのだった。
叶月
めもーッ!
なんか眩しい…
おかん
起きろー
めも
ん…悪いよそんな奢ってくれるなんて…
おかん
いや、奢らんからな
しず
おーおはよろすー
しずが顔を覗かせる。覚えてろよお前…
叶月
なんかめもに言ってない事あるよねー
めも
え?
おかん
あ、そーやったな
しず
シェアルームするよ皆んなでね
めも
へ、、、?
おかん
だから準備しな
めも
ええ、でも明日私仕事…
叶月
拒否権は無いよ⭐︎
めも
えええええええええええええええええええええええええええええ!?