ひで
う~ん、僕が言わなきゃダメなの?

あゆ
当たり前でしょ!

ちな
早く早く♪

たく
ひではどんな話をしてくれるんだろうなぁ

ひで
うぅ~、分かったよ・・・

ひで
じゃあ、知ってるかも知れないけど本当の白雪姫の話をするね?

あゆ
知ってるかも!
でも、怖かったっけ?

ひで
喋るのも嫌だよ!

ちな
早くききたいなー

ひで
はぁ・・・始まり始まり

昔、あるところに一人の女王様がいました。
しかしその女王様は白雪姫という、
雪のように白い肌、血のように赤い頬、黒檀のように黒い髪の女の子を産むと亡くなってしまいました。
一年ほど経って、王様は別の人と再婚しました。
しかし再婚して女王になった女は美しいもののうぬぼれていて自分よりも美しい人がいると我慢できないのでした。
そんなある日のこと。
いつものように女王は鏡に聞きました。
白雪姫の義母
鏡よ、鏡。この国で一番美しいのはだあれ?

鏡
お妃様、あなたがここでは一番美しい。
でも、白雪姫はあなたの千倍も美しい

白雪姫の義母
白雪姫・・・

白雪姫の義母
もうあの子を見たくないから、森へつれていって殺しておしまい。殺したしるしに肺と肝臓をもってかえって見せるんだよ。

狩人
分かり、ました・・・

狩人
白雪姫・・・

白雪姫
狩人さん、どうしたの?

狩人
あなたには死んでもらう。

白雪姫
ああ、狩人さん。命だけは助けてくださいな。この大きい森のおくへ入ったきり、もうお城へはもどらないから

狩人
じゃあ、森のおくへ入っていくがいい。かわいそうな子よ

狩人
・・・さて、どうしたものか

狩人
おお、あんなところにイノシシが。
かわりにイノシシの肺と肝臓を持っていくとしよう。

狩人
女王様。白雪姫の肺と肝臓にごさいます。

白雪姫の義母
ご苦労様。

白雪姫の義母
では、白雪姫の肺と肝臓を塩ゆでにして・・・ああ、美味しい

狩人
・・・

白雪姫
はぁ、はぁ、もっとおくへ行かなきゃ

白雪姫
あら?あの小さな家・・・少しやすませてもらおうかしら

白雪姫
まあ、小さくてかわいらしい家具や食器・・・

白雪姫
小さなテーブルにはまっ白なテーブルクロスがかけられていて、小さなお皿が7枚と、お皿の横にはそれぞれ銀のスプーンとナイフとフォーク

白雪姫
それに、銀のコップが7つ。

白雪姫
・・・おなかがすいて今にもたおれそう。

白雪姫
のどもかわいている

白雪姫
・・・少しずつそれぞれのお皿からいただきましょう

白雪姫

白雪姫
食べたら眠くなってきたわ

白雪姫
あそこにベッドがあるわ

白雪姫
でも、長すぎたり短すぎたり・・・ああ、7つ目のベッドがちょうどいいわ

白雪姫
あとは神様におまかせして・・・おやすみなさい

小人達
だれが、わたしのいすにすわったんだい

小人達
だれが、わたしのお皿から食べたんだい

小人達
だれが、わたしのパンを食べたんだい

小人達
だれが、わたしの野菜を食べたんだい

小人達
だれが、わたしのフォークを使ったんだい

小人達
だれが、わたしのナイフで切ったんだい

小人達
だれが、わたしのコップから飲んだんだい

小人達
ベッドにだれかが入っているぞ

小人達
この子はなんて美しい子だろう!このまま寝かせておいてあげよう

白雪姫
もう朝なのかしら

白雪姫
あら、あなた方は・・・

小人達
あなたは、だれだね

白雪姫
白雪姫よ

小人達
どうして、ここへきたんだね

白雪姫
それはね・・・

ひで
・・・ごめんちょっとトイレ

あゆ
ええーっ!!

ちな
まったくもー!!

ちな
早くしてよね

作者
ごめん遅れてすみません

作者
まさかこんなに早くハートがつくとは思わなくて

作者
あと、白雪姫の話は少し長いので2てに分けますね。

作者
すみません🙇🙇🙇

作者
次回はもちろん白雪姫の続きです。ハート16で書きます

作者
今度は遅れません!!
