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まさや
こう
時間は0時を過ぎた頃 普段この時間に来客や配達が来るはずがない
まさや
こう
モニターを覗き込んだが 特に誰も写っていない
まさや
まさや
ガチャ
玄関の扉を開け 辺りを見渡しても、誰の気配もない。
まさや
こう
まさや
こう
こう
誰の仕業か分からない苛立ちと 誰も居ない少しの安堵が同時に迫ってきた 切り替えようと扉を閉めようとした時 こうがある物に気が付いた
こう
まさや
こうが少し戸惑った表情で 俺の足元を指さした
まさや
俺の頭には 下駄箱での一件がよぎった
こう
まさや
そんなはずがない 俺たちは紙を拾って部屋で見る事にした
まさや
こう
恐る恐る紙を開け 中身を確認した
まさやくん こんばんは、こうして手紙を書くのは初めで 少し緊張するな〜 今日はいつもより たくさん買い物したね(ニコニコ) いつもレシートは捨てるのに 今日はアイツが持って帰っちゃったから 拾えなかった(泣)
まさや
こう
俺たちは不気味さと恐怖心を抱きながら 手紙を読み進めた
アイツの事は許せないけど まさやくんのお家に行けて幸せ♡ また、遊びに行くね♡ ずっと大好きだよ♡ おやすみ♡
こう
まさや
こう
まさや
俺たちは 恐怖心を隠すため話し続けいた時 背後から嫌な視線を感じた
こう
こうは俺の背後を指した 俺は固唾を飲みながら振り返った
そこには、どこか見覚えのあるような女が 鬼のような形相で覗き込むように 俺たちのことを見ていた
???
女はおやすみとだけ言い残し 姿を消した...
どれほど時間が経った分からない 唖然とした空間の中ようやく こうが口を開いた
こう
まさや
こう
こう
まさや