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今日実は実力テストだった主です!

ヤバイ、死ネタ?ハマったわ

なんか切ない系がいいのよな?

とりあえず行ってらっしゃい

ころん

僕は先日死にました。

ころん

買い物に出かけて、帰りにトラックと衝突しちゃって。

ころん

まあ、そんな僕なんだけど、話を少し聞いてはくれませんか?

ころん

素敵な人と孤独を残して体から抜け出した僕だけど

ころん

まるで、まだ生きてるみたいに君の一歩後ろで君を見守ってるんだ。

ころん

君からは見えない僕がいて、僕からは見える君が違和感で。

ころん

そんなとき昔グループを組んでた時のリーダーに言われた言葉がふと頭をよぎる。

リーダー

あなたたち2人は末永く幸せになるね

ころん

と言われてさ。

ころん

まあ、もともと冗談だと思ってたし、信じてなかったから別にいいんだけど。

ころん

命を落とせば感情が湧き出てこないと言われてきたのに、

ころん

君の泣き顔を見ていたらないはずの心臓が強く痛んだ。

さとみ

彼は先日死にました。

さとみ

ずっと2人でいようって言ってたのに、

さとみ

俺だけおいて旅立ちました。

さとみ

もし、

さとみ

もし本当に神様がいるのなら、どうして彼なんですか...。

さとみ

嫌だななんだか疲れてきた。

さとみ

編集とか、色々しないといけないのに。

ころんがここにいてくれてたらな。

さとみ

何にも手につかない日々だよ。

さとみ

こんな生活じゃ彼は怒るかな、

ああそっか。もういない…。

さとみ

俺からは見えない君はどこ?

さとみ

君から僕は見えてくのかな。

さとみ

一緒にいたときなんかよりももっところんが

さとみ

ころんが大切で、かけがえの存在だったんだな、俺。

さとみ

ポロポロ

さとみ

まさか、ころんが死ぬなんて思ってなかった。

さとみ

失って気づくって本当なんだな。

さとみ

今更って、思うかもしれないけどこれだけ。

さとみ

ころん、君のことが大好きだ。愛してるのに。

さとみ

もっと、もっと一杯やりたいこととかあったのに、

さとみ

悔しいよ。喧嘩だってし足りない。

さとみ

もう、何もできないんだ。

ただただ悔しく、誰もいない空にむかってポツリと声を零した。

さとみ

ころんがいないだけで、こんなにも毎日に充実感がなくて、

さとみ

悲しくて、辛くて俺もころんのところに行こうとしたら

さとみ

貴方の声が聞こえた気がした。

ころん

さとみくん。

さとみ

っ!

ころん

ああ、今まで何度もなっまえを呼んでも君には届かなかったのに

ころん

この時届いた声で悲しみがどこかへ飛んで行ったんだ。

ころん

お願いどうか幸せになって。

ころん

僕は、見えなくたってさとみ君の隣にいるから。

ころん

僕の大好きなさとみ君は笑ってる時だよ。

ころん

だから泣かないで。君の泣き顔は見たくない。

さとみ君は笑って答えた。

さとみ

おう…!

ころん

リーダーが言っていた意味がやっと分かりました。

ころん

今でも2人はとても幸せで、

ころん

そろそろ、信じてみようかな。

この歌知ってますか?

『生命線』っていう歌なんだけど、いい歌だから聞いてみてね。

またね!

すとぷり 短編集②

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