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うっす(?)

そんじゃあ行きましょう

どぞ

話ってなんや…? そう思いながら病室から廊下に出た。

ないこ君

みんな。落ち着いて聞いて欲しい。特にまろには…。

If君

ん……?

ないこ君

兄貴は…お昼の12時10分に今までの記憶を取り戻すんだけど…。

If君

え…!?それほんとなん…?

ないこ君

うん…だけど……お昼の1時。また記憶が全部飛んじゃうらしいんだ。

If君

???

俺は理解が出来なかった。 お昼の12時10分に記憶を取り戻してまた午後1時になると記憶が吹き飛ぶ…?のか……?

ないこ君

まぁ…簡単に言うと特定の人、つまりまろの記憶をお昼12時になると思い出してまたその日の午後1時になるとまろだけの記憶がなくなる…んだって…。

初兎君

ほん……まか…。
俺らの事は覚えとるんやよな…?

ないこ君

うん。まろ以外は。

ないこ君

なんでそうなったのかよく分からないけど…。
治る見込みも何にもないって。

If君

っ……なんっで…。

If君

なんでなんっ…!?なんで俺だけ…!

りうら君

ま、まぁ治るまで…の辛抱だから…!
不意に治るかもしれんしな…!

If君

っそんなんわからんやん!!ずっとあのまんまかもしれんやん!

りうら君

そ、そうだけど……

If君

お子ちゃまは黙ってろや!!

りうら君

っごめん……

初兎君

いふくん?人に当たるのはあかん…な?

If君

っ……ごめん…。

ないこ君

あ、兄貴〜ちょっと中にいて〜?

俺の声に反応して病室から出てきてしまったらしい。 俺の方をじっと見ている兄貴。

If君

っ……。

俺は泣いてる顔を見られたくなくて兄貴に背を向けた。

悠佑君

ん……。

俺の背後からスタスタと足音がする。

それは俺の後ろで止まった。

悠佑君

っ……。

記憶を失っているはずの兄貴が俺の頭に手を置いてポンポンしている。

If君

っ……!?

俺は驚き兄貴の方を向いた。 そこには俺の頭を撫でながらニコニコしている兄貴がいた。 勿論、記憶は以前失ったままだが。

悠佑君

大…丈夫…?

俺は兄貴に抱きつきたくなる衝動を押え地面に座り込んだ。

If君

っ…ぅぅ…ぁッ…ひっ…。

俺はそのまで目から涙を流し泣いた。 人目をはばからずに。

悠佑君

っ……ん…。

途端俺の背中に温もりを感じた。 俺が顔を上げると兄貴が俺の肩に手を回して居た。

参考資料どーん!

このまろにきの感じっす。
これみた時「ッふ……」って言いましたからね1人の部屋で!(?)
あ、すみません()

If君

っ……兄貴…?

悠佑君

なんか…君が泣いたら俺まで悲しくなんねん……せやから…。

横をむくといつもは縛っている髪の毛を下ろし、にこにことしている兄貴がいる。 それを見てまた泣きそうになった。

ないこ君

あ、おふたりさーん…病室の中でやろっか〜…ね……?

If君

あ、うん……。

俺が涙を堪えて立ち上がり病室へと歩いた。

If君

っ……。

バレないように横をちらっと見るといつもの兄貴がいる。 それだけで抱き締めたくなる衝動にかられた。

悠佑君

……?

俺が兄貴を盗み見している事に気づかれ此方を見ている兄貴。

悠佑君

……。

兄貴の顔をじっと見ていたら兄貴が微笑んだ。 それに釣られて俺の頬を自然と緩んでしまう。 俺は病室内に入った。

なんてなんやろ……青髪の彼を見ていると自然にホンワカしてしまう。 初対面なんにあんなににこにこしちゃったしな…。 なんやろ…。

悠佑君

あ、ないこ〜ありがとう〜

ないこが俺にご飯を貰ってきてくれた。 みんなの知っての通り病院食だ。 俺が普通に飯を食えるのは何時になるんやろなぁ…。 そんなことを思っていたら青髪の彼以外が立ち上がり口を開いた。

ないこ君

あ、俺らは飯食うからまろとご飯食べてなよ〜

悠佑君

え…?なんでや…?

ないこ君

え〜まろにも兄貴にもその方がいいでしょ…?

悠佑君

俺はええけど…君はどうなん…?

If君

俺も……ええけど…。

ないこ君

じゃあ決まりだね〜

悠佑君

え、うん……

ないこ君

じゃあね〜

悠佑君

おう〜

青髪の彼以外が全員病室を立ち去った。

悠佑君

な、ないこ何がしたかったんやろな〜

If君

さぁな…

彼に素っ気なく返されて俺は俯いた。

悠佑君

……。

俺は目の前に置いてあるご飯を食べようと箸を持った。

悠佑君

……いただきます。

なんやこの気まずい空気…。 そんなことを思いながらご飯を食べ始めた。 そしたら急に彼がこんなことを言い始めた。

If君

なぁ…兄貴…?この曲知っとる…?

そう言い彼はある音楽を流し始めた。

「ロキ」だった。 俺の声に合わせて青髪の彼の声も収録されている。

知ってる方も多いと思いますが主はまろにきのロキ大好きっす()

悠佑君

ん、なんか聞いたことある…。

If君

あ、ほんま…?これ俺と兄貴が歌ったんやで…!

悠佑君

そう…なんか……。

曲がラスサビに入った。 俺の声も彼の声が転調して俺が下の音彼が上の音を歌っている。 何故だか懐かしい気分になった。

ラスサビ大好き()

If君

ここなぁ…ええよな……俺の声と兄貴の声が変わる所…俺ここ1番好きや…!

悠佑君

なんか……ん〜…懐かしい…な……。

If君

ここなぁ…!俺と兄貴で転調したらかっこええなぁって話したよなぁ…。

悠佑君

そうなんや……。

If君

俺と兄貴にしか出来ん技やな…!

悠佑君

せやなぁ…。

自然と口から同意の言葉が漏れ出た。

If君

また兄貴と俺歌いたいなぁ…歌枠とかやってな…!

悠佑君

歌枠……。

If君

俺と兄貴忙しいから時間が合う時にやりたいなぁ…。

悠佑君

楽しそう…やな……。

If君

兄貴と歌うのたのしいで…!
兄貴がはもってくれんねん…!

悠佑君

また……歌おな……

まるで昔一緒に歌ったかのような言葉が俺から出た。 青髪の彼が目を輝かせる。

If君

おう……!

はいはいはい〜

どーもどーも2本投稿ですよ

今日は暇だったんでまろさん(?)の「マオ」の歌みた描いてました(?)

相変わらずのゴミ絵でしたん

そんじゃあ…ww

おつあお〜

まろにき 感動編

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263

コメント

15

ユーザー

まろにきの会話、 うるってきました。 (´;ω;`)

ユーザー

あぁぁぁぁぁ最高すぎます...!!まろにきのロキ最高ですよね分かります()記憶ないのに自然と恋人同士(?)みたいになるの好きすぎる...続きが楽しみです...!!

ユーザー

うわぁぁぁぁぁぁ まろにきのロキも最高だし、まろにきの絡みは、泣いた.....

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