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少しずつ肌寒くなってきたこの頃、今日も俺は肉便器になっている。
バチュッバチュッバチュッ
日向
尻への痛みがだんだん消えていく。
それでも少しだけ、痛い。
みんなとは段違いの大きさのぺニスを挿れられた時。
殴られた時。
胸に切り傷をつけられた時。
プツッ🩸
日向
【肉便器】【ケツマンコ】···。
その文字をみんなはカッターやハサミの刃で書いていく。
どんどん増え続けるその傷は、跡になって消えるのにも時間がかかる。
消えそうだと嬉しくなる時にはまた上から、新しく文字を書く。
肉便器、と。
日向
毎日のように吐き出しているものは食べ物でもなく、胃液と精液だった。
帰ってきたら、まずは洗面台に向かい出された精液を無理やり吐き出す。
喉の奥に指を突っ込み、押さえつける。
そうしたら吐けるから俺はそのやり方でやっている。
モブ(使い回し)
モブ(使い回し)
母さんや夏はどんどん俺の名前を呼ばなくなった。
増え続ける傷が怖いと感じたんだろう。
出された食事を食べないから。
そして···母さんたちと話さなくなったから。
日向
筋肉がなくなっていく腕や体は、今にも倒れそうな程だ。
それでも少しは力がある。
精液を飲み物にしているから。
吐き出すのは、精液。
それでも、胃の中に残ることはある。
胃がムカムカする時や、腹痛になる時はいつも胃の中に精液が残っている証拠だ。
潮を飲まされるのも、精液を飲まされるのも、日常茶飯事だった。
日向
最近は、血まで吐いている。
どうしてかは分からないけど、俺の体が限界なのはよく分かるし、危ないってことも分かっている。
でも、病院には行けない。
病院に行けば、お金がかかってしまう。
俺は、病院に行かなくても何とかなる。
あるいは、そのまま隠し続ければいい。
月島
日向
サッ
血を吐いた手を後ろに隠した。
月島
日向
一瞬、蛍を見て下に視線をうつす。
昼休みはいつもここで一人ぼっちになる。
と言っても、呼び出されない時は。
月島
月島
日向
プイッ
月島
日向
いつもいつも、俺に弁当を作ってくる。
食べれないと分かっていても、食べてくれないと分かっていても蛍はそれを無視していつもお弁当を作ってくる。
蛍は昔からそんな人だ。
昔から、ずっと···。
#ハイキュー