高野 いろは
この人と絡むと、後々厄介なことになるだろうってことは頭の中では理解しているつもりだ
目の前で天野さんが何か言いたそうな顔をしていたけれど
見ていないフリして家の中に入ろうとしたその時…
高野 いろは
天野さんに腕を掴まれていた
天野 玲矢
天野 玲矢
高野 いろは
天野 玲矢
天野 玲矢
高野 いろは
高野 いろは
そう言いつつ、腕を振りほどいた
天野 玲矢
天野 玲矢
高野 いろは
高野 いろは
そう思ったところで、天野さんはそのことを知らない
でもわざわざ話す必要もないと思うから、言うつもりもないけど
高野 いろは
せっかく、忘れてたのに!
高野 いろは
高野 いろは
高野 いろは
そういう行動が、私にはまったく理解できない
理解したくもないけど
天野 玲矢
天野 玲矢
天野 玲矢
天野 玲矢
天野 玲矢
天野 玲矢
天野 玲矢
そう言いながら、天野さんはスマホの画面を私に見せてきた
映っていたのは、以前に撮って投稿したのであろう動画だった
高野 いろは
高野 いろは
高野 いろは
きっと、撮られてる本人たちは自分たちの世界に入り込んでるから気づいていないのだろう
天野 玲矢
高野 いろは
言われた通り『再生回数』の表示を見てみると、投稿して1週間で100万回再生をこえていた
天野 玲矢
高野 いろは
この人、こういう現場を目撃する運はあるようだ
高野 いろは
高野 いろは
高野 いろは
高野 いろは
天野 玲矢
天野 玲矢
天野 玲矢
天野 玲矢
高野 いろは
天野 玲矢
天野 玲矢
高野 いろは
何でこの人は、こうも次から次へと驚くようなことばかり言い出すのだろう
天野 玲矢
なんて言いながら、私に近づき、玄関のドアへと追いやられる
ドアに手を添えられていて、その場から逃げることすらできない
高野 いろは
天野 玲矢
天野 玲矢
天野 玲矢
高野 いろは
高野 いろは
高野 いろは
頭を悩ませていたいくつものことが、色々、脳内を駆け巡る
天野 玲矢
天野 玲矢
高野 いろは
思わず、ホッとしてしまった
あるわけないとは思っていたけど、もし以前のことを知っていたとしたら
これ以上怖いことはない
高野 いろは
天野 玲矢
天野 玲矢
高野 いろは
ほんと、この人は…一言一言が心臓に悪い
天野 玲矢
天野 玲矢
天野 玲矢
気だるそうに言いながら、ドアに添えられていた手を退けてくれた
それに…需要とかそんなこと、こちらとしては知ったこっちゃない
高野 いろは
高野 いろは
そう一言ハッキリ言うと、私は背後のドアを開け中へと入った
これ以上、また何か言われるのも嫌だったから
天野 玲矢
翌日の朝
莉緒を保育園に送っていくため、朝はいつも時間との競争だ
高野 いろは
高野 莉緒
高野 莉緒
高野 いろは
高野 莉緒
高野 いろは
莉緒との朝の会話は欠かせない
桔平がいなくなってから、莉緒は少し口数が減ったようにも見えるから
そのあたりのケアはしっかりしないと…と常日頃思っている
高野 いろは
莉緒と手をつなぎ、玄関の外へ出たとき、聞きたくない声が聞こえてきた
天野 玲矢
天野 玲矢
そう言って、天野さんが莉緒に手を振ってきたのだ
莉緒は天野さんを見るのは初めてだ
高野 莉緒
高野 いろは
高野 莉緒
天野 玲矢
高野 いろは
高野 いろは
高野 いろは
キッと天野さんを睨むと、彼は肩をすくめていた
もうこれ以上話しかけてこないように、私は莉緒を連れてそそくさとその場を去った
天野 玲矢
天野 玲矢
天野 玲矢
その日の夜
高野 いろは
高野 いろは
澪ちゃんママ
高野 いろは
澪ちゃんママ
高野 いろは
澪ちゃんママ
澪ちゃんママ
澪ちゃんママ
澪ちゃんママ
高野 いろは
高野 いろは
高野 いろは
澪ちゃんママ
高野 いろは
澪ちゃんママ
高野 いろは
高野 いろは
高野 いろは
澪ちゃんママ
澪ちゃんママ
澪ちゃんママ
高野 いろは
高野 いろは
あれだけ堂々と撮ってたら、誰だって警戒するに決まってる
それに、動画配信者だって言ってたから
彼のチャンネルを知ってる人だっているかもしれない
──その頃、大谷夫婦と志摩夫婦はそれぞれの相手を交換し
夕方以降、お互いの妻が相手の家に通う形になっていた
大谷 圭吾
大谷 圭吾
志摩 ひらり
志摩 ひらり
志摩 ひらり
大谷 圭吾
大谷 圭吾
志摩 ひらり
志摩 ひらり
志摩 ひらり
志摩 ひらり
大谷 圭吾
大谷 圭吾
志摩 ひらり
大谷 圭吾
志摩 ひらり
志摩 ひらり
高野 いろは
高野 いろは
私はふと、ツミッターが気になり、久しぶりにログインしてみた
ひらり
ひらり
高野 いろは
高野 いろは
高野 いろは
高野 いろは
高野 いろは
コメント
5件
3話目を読んでいただき、ありがとうございます🙌 新キャラ続々と登場です!! よろしくお願いいたします🎵