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主
主
主
店員
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店員
店員さんの声が通らないくらい人が多い この店は、どうやら女性にも人気らしい
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私たちは微笑みながら カウンター席へ向かった
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お互い注文をした後 待機時間が設けられる
カフェでの雰囲気とは違い、 ひとけが多く蒸し暑い
無言の中、彼がきっちり締めてある 首元のボタンを外した
ドキッとしたのも束の間、 周りの女性がこちらを覗くように体を 動かしている
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パシャ
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どこからかシャッター音が聞こえた
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彼が立ち上がろうとする前に私は 写真を撮ったであろう女性の前で 立ち止まった
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女
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女
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私は笑顔でいるのも耐えれるよう 優しく接した
女
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女
skyu
女
女
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女
女性は謝罪をしながら盗撮したものを 消してくれた
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女
ayt
優しく接する彼を見て 私は何をしているんだと考えてしまう
おそらく撮られたのは私だ でも削除を頼んでいるのは彼
どうしてそこまでやってくれるのか 疑問を抱くばかりだ
ayt
『あの笑顔は一度も私に向けてもらった 事が無い』 そう考えてしまう自分がいた
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女
あの空間に私はいない 彼の隣が私でないことに胸がとても 違和感を覚えた
skyu
女
skyu
私は女性たちのテーブルを背にして カウンターへ戻った
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skyu
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彼は相変わらずの表情だ 女性と話すことで嫉妬をしてくれるかと 淡い期待をしていたが、意味ないようだ
彼は女性が好きだから、か
そんなことを考えながら ラーメンを口に運んだ
味はあんまり感じられなかった
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ayt
会話が終わった まだ弾む内容が思いつかない
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なんて、ほぼ彼の色気にやられた方が ほとんどだった、というなんて 意味の無いネタだろうと自分でも思う
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ayt
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営業びーえるって言うんですよね
私は目を見開いてしまった
skyu
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汗が止まらない私は、取り敢えず その話を受け流したかった
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skyu
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私は急いでタクシーに乗って 彼を送り、家に帰った
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家に帰って1人反省会を開いた私は 彼の今日一日を分析して もっと知りたいと笑みを零しながら 1日を終えた
主
主
主
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