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hukuzatu

第2話 - hukuzatu

2020年08月23日

#ホラー？

#会社

#学校

#探偵

しゅういち

俺はmotoki

世界で最も有名なプロゲーマーだ

motoki

よっおっはよう！

百合香

おはようお兄ちゃん

motoki

あれ？酒井は？

百合香

酒井？あーコンビニに行ったよ

motoki

そうか分かった

百合香

何か用でもあったの？

motoki

あぁちょっと大事な話

百合香

メールで早く帰ってきててっ言っとくね

motoki

お願い

酒井

ただいまー

motoki

酒井ちょっと話があるんだ

酒井

えっなに

motokiの部屋

motoki

この家の金庫にあったお金が

motoki

誰かに盗まれてるんだ

酒井

まじで

酒井

ここの金庫って確か100億以上あったよね

motoki

うん、うちの先祖がゲーム企業に大成功してね

motoki

世界初のゲームを作った人とも言われてるよ

酒井

そんなにすごい人だったんだ

motoki

何百年もあるこの金庫開けられる人なんていなかった

motoki

なのになんで

酒井

この金庫の居場所を知っているのだとしたら恐らく

酒井

この家の近くにいる？

motoki

なるほど

motoki

お前じゃないよな？

酒井

そんな俺がいつ金取ったんだよ

motoki

確かに

motoki

だとすれば

お母さん

ただいまー

motoki

あっお母さんおかえり

お母さん

あんた宿題したの？

お母さん

大学受験もあと少しなんだから

motoki

わかってるってだからもうやってあるよ

お母さん

そうなら良かった

motoki

じゃあ俺撮影するから

motoki

部屋入ってこないでね

お母さん

わかってるって

お母さん

よ！登録者数2000万人！

motoki

やめてよー！

お母さん

じゃ！頑張ってね！

motoki

うん

廊下

お母さん

うーんどうしよう

お母さん

あの子に言った方がいいかな

お母さん

でもすごい尊敬してるし

お母さん

多分言ったらショックだろうな

motokiの部屋

motoki

ご先祖さま

motoki

私はご先祖さまが大好きです

motoki

このようなことが出来たのも全てご先祖さまのおかげです

motoki

ご先祖さまに1回でもいいですから会ってみたいものです

motoki

本当にありがとうございます

motoki

ん？

motoki

お母さん何してるの？

お母さん

えっ！なんでもない

motoki

んー？

2日目

百合香

ちょっとお買い物行ってくるね

motoki

あっじゃあコーラ買っといて

百合香

わかった

百合香

いってきまーす

お母さん

行ってらっしゃい

銀行

百合香

今日は

百合香

250万振込っと

百合香

よしあの人たちに配らないと

百合香

motokiに気づかれたらどんな風にされるか･･･

百合香

ひいい！怖い怖い

家

百合香

ただいまー

百合香

はいコーラ

motoki

おっ！ありがとう

お母さん

今日はカレーだね！

百合香

そう！今日はカレーだよ

motoki

楽しみだな

百合香

何が楽しみなの？

酒井

今度eスポーツ世界一決定戦があるらしくて

酒井

それに応募しったてよ

百合香

へー！

酒井

優勝者にはなんと

酒井

5億円だって！

百合香

5億円も

motoki

ファンのみんなのためにどうしてでも

motoki

優勝を目指すぞ！

百合香

そっそうだね

酒井

俺も協力するから一緒に頑張ろうぜ！

motoki

あぁ！

motokiの部屋

motoki

優勝するためにはまず練習だよな

お母さん

motoki入っていいー？

motoki

いいよ

お母さん

motokieスポーツの会場はここになるって

motoki

ここなんだね了解！

お母さん

で決勝戦はアメリカのロサンゼルスだって！

motoki

えっすご！

お母さん

だからいっぱい頑張ってね！

motoki

ありがとう！んっ？なにか落ちたよ

お母さん

あっそれは！

motoki

何この写真！これ

motoki

先代だよね

motoki

僕がいつも尊敬してるご先祖様の写真が

motoki

なぜここにあるの

お母さん

実はねご先祖さまは

お母さん

ゲームは自分で作ってものじゃないの

motoki

え？

お母さん

お弟子さんのアイデアを勝手に盗んで

お母さん

自分が作ったように見立てたの

お母さん

いわゆるパクリって言うやつ

motoki

そんな嘘でしょ

お母さん

ごめんねずっと言えなくて

motoki

信じてきた僕が馬鹿だった

お母さん

そんなことないってね？絶対優勝できるんだから

motoki

ほんとに？

お母さん

うん！

お母さん

motokiなら絶対にできる！

motoki

ありがとうお母さん

本番当日

motoki

ふぅ緊張する

百合香

大丈夫だよ自信を持って

百合香

ファンが待ってるんだから

酒井

絶対優勝しろよ！

酒井

しなかったら承知しないからな！

motoki

分かってるって！じゃあ行ってくるね

motoki

俺のファンが待っている

ステージ

motoki

みんなー！おまっ･･･あれ？

百合香

誰もいないじゃんどうして？

酒井

どういうこと？

motoki

ちょっとSTAGEが暗いだけど！

motoki

ん？なにこれ

motoki

えっどういうこと？

motoki

もしかして俺のファンは全部仕込みだったって訳？

酒井

全員俳優ってこと？

酒井

おい！これ百合香じゃねぇか

motoki

てめぇが仕込んでたのか！

百合香

だってこうでもしないとmotoki暴れるから

百合香

だから俳優たちに頼んでファンの役にしてたの

motoki

じゃまあこれに映ってるのはなんだ

百合香

これはエキストラ代を上げてるの！

motoki

だったら俺のチャンネル登録者数はどういうことなんだよ

百合香

あれは全部嘘！チャンネルを乗っ取って2000万人にしただけなの

百合香

あんたのファンなんて一人もいない！

motoki

嘘だろ･･･

motoki

またなにか映ってる

motoki

はぁ！？なんだこれ

motoki

おい！

motoki

これ酒井じゃないか！

motoki

どういうことだ！俺の金庫を開けやがって！

酒井

あれは少しお金が足りなかったから

motoki

じゃあなんで俺の金庫の番号知ってるんだ？

酒井

そっそれは

百合香

そもそもなんでこんなとこにカメラが着いてるの？

motoki

もしかしてお前盗撮してたのか？

motoki

盗撮してまでなんで

酒井

友達がお金貸してくれって言うから

酒井

だけどお金が全然なかったから

motoki

はぁ･･･ほんとお前ら最低だな！

motoki

俺のメンバーじゃねえ！もうお前らは！

motoki

嘘をつく人間は大っ嫌いなんだよ！

motoki

ほんとにどういう神経してんだか

百合香

ん？また何か

百合香

えっ？ど言うことmotoki？

motoki

あっいやそれは

百合香

もしかして全部のゲームって

百合香

全部イージーモードだったてこと！？

酒井

嘘でしょ

酒井

つまりやっているのはイージーだけど編集して画面はハードモードの画面ってこと？

百合香

え？まだあるんだけどは？何これ

百合香

この人たちゲーム企業者の方達だよね？

酒井

この人たちにお金上げてるぞなんでだ

百合香

もしかしてこの人たちにお金上げて自分をeスポーツの選手になろうと思ったの？

酒井

なんだよそれお前だって嘘ついてたじゃないか！

酒井

何が嘘が嫌いだよ

酒井

5年間も俺たちを騙しやがって！

百合香

そうよ！そうやって自分が間違ってないとか行って

百合香

そういう人大っ嫌いなのよ私は！

motoki

うるさい！

motoki

騙されるアンタらが馬鹿なんだよ！

motoki

あんた達だってお金のためにここに来たんでしょ

motoki

俺のところにいれば有名なれると思ったんでしょ！

motoki

あんた達は有名にはなれないの

motoki

だけど俺はもう有名だから

motoki

世界に愛されてるから！

百合香

はぁ！？自分が悪いくせに何言ってるのよ！

酒井

そうだよ！ほんと最低この動画ネットにあげてやるから！

百合香

あんたのチームになるんじゃなかったさようなら

酒井

さようなら

自宅

motoki

ただいま

お母さん

motokiこれどういうこと

motoki

いや、それは

お母さん

お母さんを騙したの？

motoki

そんなことない！

お母さん

みんながあなたの事を嫌いになったみたい

「最低だな！」「ファンだった私が馬鹿だった」

お母さん

もうあなたのファンなんていないの

motoki

そんな

お母さん

だから大学に進学してちゃんと働いて？

motoki

いや、俺は続けるこの仕事が大好きなんだ

motoki

だから止めないでくれ

motoki

俺の将来の夢はプロゲーマになることだった

motoki

そして夢が叶っただけど

motoki

思ってた以上に難しくてなんにも出来なくて

motoki

だからあんな事をやっちゃたんだよ

お母さん

そんなのそれは気の毒ね

お母さん

分かったお母さん応援する

お母さん

例えファンがいなくてもお母さんは大ファンだから

motoki

ありがとう！

motoki

俺また頑張るよ

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しゅういち

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