紗季
智里くん…おはよ。
智里
……。
ああ、また無視してしまった。本当はたくさん喋りたいし、デートだってしたい。でも紗季は本当に僕のことが好きなの…?他の女と喋ってても、女に誘われて買い物に行っても、紗季は全然嫉妬してくれない。もう好きじゃなくなったのかな…。
智里
…紗季……
1年前、僕から紗季に告白して付き合った。ずっと好きだった子をやっと自分のものにできた。でも、全然嫉妬してくれない紗季を見て不安になった。僕の一方通行なのではないか、とても怖かった。 だから、親友の藤沢健人に相談したんだ。
智里
紗季が全然嫉妬してくれないんだ。僕は毎日嫉妬しているのに。僕のこと本当に好きなのかな…って不安になっちゃって。
健人
なんだよ、そんなに心配なのか?
智里
うん…
健人
なら、嫉妬してくれるように仕向ければいいだけだろ。
智里
仕向ける…?
健人
あぁ、例えば他の女とイチャイチャしたり?そうすれば流石に嫉妬してくれるだろ。まあこの作戦は成功す…
智里
僕やってみる。
健人
おいおい、話は最後まで聞けよ…。
智里
あっ、ごめん…。
健人
まあいいけど。で、この作戦は成功するか分からないよ。いい方向にいくかもしれないし、悪い方向にいく可能性だってある。それでも智里はやるのか…?
智里
…やる。本当に好きなのかってこと、確認したい。
健人
…。そうか、わかった。ただやり過ぎは禁物だよ?
智里
うん、ありがと。
これが2ヶ月前のやり取り。このときから僕は、他の女と遊ぶようになった。だけどこの決断を、後で後悔するとは思いもしなかった…
花見みある
みゃあみゃあみあだよ〜♡
花見みある
今回は智里くんside!
花見みある
多分みなさんどういう設定??って思ってると思うので、次回は設定についてにしようかなって思う!
花見みある
てことで、次回もよろしくね♪
それでは読んでくれたみなさん、おつみ〜♡
それでは読んでくれたみなさん、おつみ〜♡