りんおんの夢

怪しい男が窓の外でナイフ持ってて

そしたら何も状況を理解してない男の子が出てきて

その時は私だけ逃げたよ

ひとりで逃げて1人で走って

でもあの男の子が死んじゃうのは嫌だから

もう1回あの場所に戻ったの

戻ったら男の子が頑張って靴をはいて逃げようとしてた

私は男の子をおんぶして男の子に靴を持ってもらって

頑張って走ったよ

学校が避難所だからそこに逃げたよ

その子の名前はピノかと思ってたけど

周りがうるさくて名前だけ聞き取れなかった

でもその子はピノが好きらしい 自分でもピノって呼ぶくらいに

そしたらお兄ちゃんが来て

意味がわからなかった

理由も教えてくれないままそのままどっかに逃げていった

怪しい男がいる真反対の方向にね

でも私もやることがあるからさ

少し待っててもらうしかなかったんだ

でもね？教室から出た瞬間

目の前に怪しい男が立ってたの

そこでナイフでころそうとして腕を上げたのさ

私は目瞑ったよ怖いから

もう死ぬんだって思って

起きた時は毎回胸がすごく熱いの

完全に温まったカイロを体全身に付けてるみたい

それか熱々のお茶を飲んだ時

とにかく胸が熱かったよ