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ビトレイ・コルト

…ふぅ。

ビトレイ・コルト

連絡します。
ビトレイ・コルト、
無事w国に潜入成功致しました。
現在は城壁内にある森にいます。

あの後城壁から飛び降りた私は 壁を滑るように降り、 バレにくい城壁内の森に着地した。

ビトレイ・コルト

後は良さそうな人を見つけるのみ…ですね

ビトレイ・コルト

誰かいるでしょうか。

???

あの〜…そこ、誰かいらっしゃいますか?

ビトレイ・コルト


誰でしょうか。

そんな明るい声色で こちらに歩いて来たのは、 茶色の長い髪をゆらゆらと靡かせた あからさまに天然そうな女性だった。

???

おぉ!
やっぱりそこにいるんですね!

???

いましたいましたっ!
いや〜…もうこれで誰も居なかったら
どうしようかと…

???

えーっと。もしかしてですけど、
貴方も、道に迷われてたり…?

ここは同じく道に迷ったフリをして おびき出す作戦を使用しましょうか。

ビトレイ・コルト

そうですね。
歩いているうちに道に迷ってしまいまして。

???

そ、そうですよねぇ…
実は私も迷子なんです…
近くの庭を散歩していたら迷ってしまって…

ビトレイ・コルト

奇遇ですね。
それなら丁度良いです。
2人で出口を探しましょう。

???

いいんですか!?
嬉しいです…!

ビトレイ・コルト

貴方、お名前は?

ライ

私ですか?
私の名前は『ライ』と申します!

ライ

一応この国のメイドをしているんですが、
なにもかもドジしてしまうが為に
たったの2日で城から追い出されまして…
現在はメイドになるために勉強中です…

ライ

貴方の名前も聞いていいですか?

ビトレイ・コルト

私の名前は『コルト』です。
私は隣国から逃げてきた身なのですが、
生憎この国の事はなにも知らず…。

ライ

コルトさんですね!
ふふっ、なんだか仲間がいると
心強く感じます!

ビトレイ・コルト

私もです。
貴方がいて良かった…

ライ

じゃあ、行きましょうか!

スタスタと森の中を駆けていく彼女を 後ろからじっと見守る。

ビトレイ・コルト

………。

整った顔立ち、 水のように透明で美しい瞳、 誰にでも愛される愛嬌のある性格、 そして何よりも良いのは城勤務の メイドということ。 この子こそ、 相応しい。

ライ

…あ!
コルトさんっ!
出口!出口ですっ!

ビトレイ・コルト

本当だ…!
やっと着きましたね。

ライ

はいっ!✨
ここまで本当にありがとうございました!

ビトレイ・コルト

こちらこそ、

ビトレイ・コルト

ありがとうございました。

ライ

え…

隠し持っていたナイフを 彼女の心臓に突き刺す。 途端に彼女の身体中の力が抜け、 生暖かいいつもの感触と だんだんと腕にかかる彼女の重みが 伝わっていく。

ビトレイ・コルト

おやすみなさいませ、ライ様。

ビトレイ・コルト

死体はしっかりと私が処理致しますので、
ご安心下さい。

ビトレイ・コルト

さぁ。

ビトレイ・コルト

早速彼女の性格と見た目をベースに考えて、
変装を初めましょうか。

ライ・カムラッド

うーん…

ライ・カムラッド

こんな感じで大丈夫でしょうか?

ライ・カムラッド

…大丈夫そうですね。

ライ・カムラッド

連絡します。
ビトレイ・コルト。
現在変装が完了致しました。
予定では明日、w国に潜入予定です。

ライ・カムラッド

…でもやっぱり、
変装するとキャラ入っちゃいますね〜!

ライ・カムラッド

それに今回は結構力入ってる気がします!

ライ・カムラッド

よし!
変装も完璧になった所で!

ライ・カムラッド

さぁ、行きますか!

ライ・カムラッド

w国の城へ!

ライ・カムラッド

おぉ…!
おっきい建物だぁ…!

ライ・カムラッド

なんだか絵画みたいに
鮮やかで綺麗なお城ですね…

ライ・カムラッド

とりあえず今日はもう夜遅いですから…

ライ・カムラッド

侵入経路だけ予想して帰りましょうか!

その後城を1周し侵入経路を立てた後、 そこら辺の宿に泊まって 次の日まで休んだ。

ライ・カムラッド

ふぁ…

ライ・カムラッド

朝…ですねぇ……。

ライ・カムラッド

ってもうこんな時間!?

疲れていたのかは知らないが、 なんと起きると昼の2時を少し過ぎた頃。 思ったより休みすぎてしまった。

ライ・カムラッド

思ったより…キャラになりきり過ぎかな…

ライ・カムラッド

次から気をつけましょう…

ライ・カムラッド

まぁ、とりあえず。
今日は手始めに
城に侵入してみましょうか…

ライ・カムラッド

やっぱり綺麗ですねぇ…

ライ・カムラッド

この国は幹部の数も多いと聞きますし、
城もその分大きいのでしょうか?

ライ・カムラッド

…とりあえず潜入を試みてみて、
厳しそうでしたら軍に入り飛び抜けをする
事にしましょうか。

全ては、総統様の為に。

スパイですが、敵国の幹部に溺愛されています

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