TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

都内 公園

夕陽が差す公園

モデルのように細い体型の女性は、 ひとり、公園のベンチに座った。

小学生A

あははは!

小学生B

そっち!そっち行った!

ショートバッグの中から小さな水筒を取り出し、公園で遊ぶ小学生達を眺めながらスマホを弄る。

警察官

あの、すみません

葉村 笠奈

……!

横から話し掛けてきたのは、 若い警察官だった。

警察官

すみません、ここらで怪しい人……見ませんでしたか?

葉村 笠奈

怪しい人、ですか?

警察官

はい、ニュースでも報道されているのですが、最近高校生の失踪事件が増えておりまして、

警察官

つい最近もこの辺りでふたり、
消えてしまったんです

命懸けの人狼ゲーム。

噂は前々からあった。

年を重ねるたびに消える高校生たちの数が増えてきていて、日本のニュースでも大々的に放送されている。

葉村 笠奈

ごめんなさい、怪しい人を見た覚えは無いです

警察官

そうですか、有り難う御座います

警察官はそう言うと、 軽くお辞儀をして去って行った。

やっと静かになった。

風が吹き、 ショートボブの毛先がひらひらと舞う。

小学生A

あははは!

小学生B

おいー!待てよー!

楽しそうに遊ぶ小学生たちを眺めながら、 ため息を吐く。

――死にたい。

切実にそう思っていた。

普通の家庭に生まれて、

普通に生活して、

普通の高校を卒業し、

普通に大学を卒業した。

人並みに友人もいて、人並みに恋人もいた。

全てが、普通。  全てが、人並み。

人並みって……何だっけ。

都内某所 午後16時48分

そっと、目を開ける。

白い天井に、 オレンジ色の夕陽が差している。

まるで、最近公園で黄昏ていた時から、 日が経っていないみたい。

ゆっくりと顔を横に倒すと、 椅子の脚と向こう側には大きな窓が見えた。

窓の向こうには木々が広がっている。

ピーーーッ

淵後 竜吾

あ゛っ!!

ごんっ!

山端 昴

な、何なんだよ!?

私は、ゆっくりと身体を起こす。

すると、向こう側で私を見て、 にやにやと笑う男が座っていた。

男はボロボロの服を着ていて、 ボサボサの髪だった。

その男は、私のタイトスカートの脚を見ている……睨み返すと男は立ち上がる

五十嵐 庸一

よっこいしょっと

男はこっちに向かって歩いてくる……

そう思ったら、私の横を通り過ぎていった

私も、ゆっくりと立ち上がった。

淵後 竜吾

んだよ、おい!?

叫ぶ男の、手の甲は赤く染まっていた。

首輪からも、赤い液体が下へと流れていて、 タンクトップの胸元に付着していた。

湯野田 留衣斗

淵後さん、大丈夫ですか!

淵後 竜吾

ああ……んでだよ、何で!?

彼の知り合いなのか、 黒髪短髪の青年が突然歩み寄る。

彼もまた黒いシャツ姿に 紺色のズボンを履いていた。

湯野田 留衣斗

……っ!

キョロキョロと見渡す彼。

そんな彼と、目が合った。

湯野田 留衣斗

あの

ブゥン!

ブラウン管テレビ

『人狼ゲームの始まりです』

人狼ゲーム Depravity -堕落-

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

100

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚