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朝食後、本日の任務を海軍長さまから 告げられた。
ネイ
主人公
船から、潜水艦へ乗り移る。
ネイ
ネイは、先導しながら僕の顔をじろじろと見てくる。
主人公
主人公
僕が潜水艦に乗り込むと、 背後にいたネイがハッチを閉める。 潜水艦の中は、 船の時よりも狭くて圧迫感があった。
ネイ
主人公
ネイ
ネイは、軽い身のこなしで 操縦席へと向かった。
海軍長さま
僕とネイは、声の先をたどって 固まってしまった。 僕とネイは、 声の先をたどって固まってしまった。 ネイは、心の声を堪えきれなかったのか、先に言葉を発していた。
ネイ
ネイ
僕ら二人は、朝礼後、海軍長さま直々に、 「今日の任務はお前らだけの仕事だ」 と告げられていた。
海軍長さま
海軍長さまは呆れたように言った。
ネイ
海軍長さま
ネイとは既に数回程度、 任務をこなした事がある。 ただ、海軍長さまが同行の任務は、 初めてだった。
主人公
思い切って、海軍長さまに聞いてみた。
海軍長さま
主人公
僕は、予想外の答えに唖然とした。
ネイ
ネイが愉快そうに笑っている。
主人公
海軍長さま
と言うと、海軍長さまは 潜水艦の操作を始めた。 トンネルのような重い機体の音が、 船内に響き渡る。 潜水艦が動き出したのだ。 船内についている窓を見ると、 既に景色が流れていた
主人公
ネイ
ネイにとっては、 日常の一部のようだった。
海軍長さま
僕らは、海軍長さまの声かけで、 機材と海の景色を交互に見る ことになった。 その間、誰も深海への目的を 口にするものはいなかった。 段々と、景色だけが移り変わり、 視界は闇色に染まっていった。
主人公
僕がずっと乗ってきた船は、浮力もあるし、潜れないから新鮮だった。
海軍長さま
海軍長さま
ネイ
ネイ
海軍長さま
僕が、話に耳を傾ける頃、 話題は変わっていた。