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悪ノ大罪 第2章 「悪食」

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悪ノ大罪 第2章 「悪食」

16 - 第四節 其の二 〜再開〜 〜止まらない暴走〜

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2025年05月26日

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1人の男が山道を歩く

レビアス=マリーン

はぁ、はぁ

レビアス=マリーン

せっかくアンリに会えるかと思いきや

レビアス=マリーン

研修だなんて

レビアス=マリーン

ハードだな

1人の猫がこちらに歩いてくる

レビアス=マリーン

あの猫、どこかで見覚えが

猫が一人の女の姿へと変わる

AB-CIR

久しぶりじゃないか

レビアス=マリーン

AB-CIRじゃないか!

レビアス=マリーン

久しぶりだな!

AB-CIR

お前ようやく研修が終わったんだってな

レビアス=マリーン

あぁ、アンリに会えない日々は辛かったよ

AB-CIR

アンリは今、大罪の悪魔と契約した

レビアス=マリーン

は、、?

レビアス=マリーン

もしかして、俺があの姿を変えたあの摩訶不思議なやつと契約したのか!?

AB-CIR

あぁ、そうみたいだ

レビアス=マリーン

お前がなにか手引きしたのか?

AB-CIR

いや今回は違う

AB-CIR

おかしいんだ

AB-CIR

大罪の器を知っている者なんて、アタシとあの魔導師くらいしかいない

レビアス=マリーン

じゃあ、その魔導師なんじゃ?

AB-CIR

いや、アイツは正直言って良い奴だ

AB-CIR

だからこそ、大罪の悪魔と契約させるなんてありえない

レビアス=マリーン

今お前自分の悪事を認めたな

AB-CIR

まぁ、とにかく

AB-CIR

何か違う者が関わっている

レビアス=マリーン

ふーん

レビアス=マリーン

それがあの館内部のものだと?

AB-CIR

あぁ、そういうことだ

AB-CIR

アタシはもう一旦手を引く

AB-CIR

じゃあな

また赤猫となり去っていった

レビアス=マリーン

なんだったんだアイツ、、

アンリの館 〜大広間にて〜

アンリ=ティアミス

さぁ、みんな今日はお店を閉めて

アンリ=ティアミス

パーティーよ!

ギツネ=ハール

パーティーなんて珍しいね

ギツネ=ハール

今日は何の日だっけ?

アンリ=ティアミス

研修に行っていた彼が今日帰ってくるのよ

ギツネ=ハート

ポロみたいな生意気な男じゃない方?

アンリ=ティアミス

彼は生意気なんかじゃなかったわ!

ギツネ=ハール

(なかった、、、??)

アンリ=ティアミス

この屋敷には今もう3人しかいないのよ

アンリ=ティアミス

彼が来てくれることはとっても嬉しいわ

ギツネ=ハート

それにしても、ポロってどこ行ったの?

アンリ=ティアミス

.....

ギツネ=ハート

え、

ギツネ=ハート

ねぇアンリ様!

アンリ=ティアミス

さぁ、食事を持ってくるわね

アンリ=ティアミス

彼のお口に合うかは分からないけど

アンリ=ティアミス

これからシェフとしてこの館の料理を任せるんだもの

アンリ=ティアミス

私の料理を知ってもらわないとね

ギツネ=ハール

あ!そろそろ到着だ!

ギツネ=ハール

迎えに行ってくるね

アンリ=ティアミス

さて、料理はこの程度かしら

ギツネ=ハート

.....

アンリ=ティアミス

あら?ハート

アンリ=ティアミス

どうしたの?

ギツネ=ハート

いや、なんでも

ギツネ=ハール

さぁ!連れてきたよ!

ギツネ=ハール

って、、、

レビアス=マリーン

うん?どうしたんだ?

レビアス=マリーン

これはッッッ...

アンリ=ティアミス

今日はフルコースよ、レビアス

アンリ=ティアミス

楽しんでちょうだい?

彼女の食卓に並べられた料理は

どれも目を背けたくなるような料理のフルコース

アンリ=ティアミス

うふふ、まずはアペリティフ

アンリ=ティアミス

食前酒はいつもの私が生産したワインよ

アンリ=ティアミス

さぁ!みんな座って

楽しいお食事会を 始めましょう

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