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大人しくて

でも、うるさくて

オレに興味を持たない彼女は

つまらなさそうに学校に来る

及川さん~!

及川 徹

喋っている時でも

彼女の事を思ってしまう

この感情

其れは

" 恋 " の始まり・・・?

絃葉 碧都

Zzz‥ᐝ

コツコツ

黒板とノート、ペンが走る音 そんな音が響く教室

寝てる彼女を見つめてしまう

彼女の事で頭がいっぱいになるぐらい

彼女を想ってしまう

彼女に恋してしまう俺が嫌になる

恋は" 故 意 "なのでは? 彼女への恋だけ認めたくない

そんな不適切な感情が、邪魔をする

おいッ!絃葉起きろーッ!

絃葉 碧都

は?寝てんのに邪魔してんじゃねーよ

絃葉 碧都

しじぃ…ねむ…ッ

ちょッお前!

通わせてくれる親にそんな態度とんのか!?

寝てるのに単位取れなくて
留年するのはお前だぞ!

絃葉 碧都

はッ?ふざけんなッ!

絃葉 碧都

こっちだってな、事情があンだよッ!

絃葉 碧都

寝かせろよッ!!

まぁ、いい

放課後、親御さんを呼んで話をしよう

絃葉 碧都

…ッ

及川 徹

碧都チャン…

やば…

あの子…ちょっと、…やばいよね

オレ、あんな子に恋してんのかっと 不安になりながら思う

でも…寝てるとこはちょっと可愛いかったかもな、

絃葉ッ!

絃葉 碧都

…なに

絃葉だけ、連絡先に関係するものが一つもない

親の連絡先教えてくれないか?

絃葉 碧都

…親なんか居ねぇよ

…すまん

絃葉 碧都

お父さんも、お母さんも中3の時…の地震でッ…

教えてくれないか…?

絃葉 碧都

何があったなんかわからない、

親と喧嘩して、仲直りにご飯を食べに 行くことになったあの日

家には兄と私だけが残っていた

親は2人でショッピングセンターへ

地震が起きる数時間前

もう、いい加減にしなさい

あと少しで受験なんだよ?

絃葉 碧都(幼少期)

…わかってるよ

いつも口だけ、勉強する気配なんか
ちっぽもないじゃない

絃葉 碧都(幼少期)

、もう、わかったってッ!

絃葉 碧都(幼少期)

…わたし、白鳥沢に行くのは辞めるの!

お兄ちゃん、白鳥沢にいるのに?

絃葉 碧都(幼少期)

もう決めたことだから

なんで勝手に、ッ決めるのよ!

進路の事はママやパパに相談してよッ

進路の事で喧嘩したのが最後の会話だった

言いたくないあの6文字が出てしまった

絃葉 碧都(幼少期)

ママは、いつもそうだよ

絃葉 碧都(幼少期)

私の気持ちなんか知らないのに勝手に解釈して

絃葉 碧都(幼少期)

私に言うだけ言うじゃないッ!

絃葉 碧都(幼少期)

ママなんて…ッ

絃葉 碧都(幼少期)

大っ嫌い…ッッ!

…ママ、パパと買い物してくるね。

絃葉 碧都(幼少期)

絃葉 碧都(幼少期)

はぁ…最悪

絃葉 碧翔

お前、また喧嘩したんかよw

絃葉 碧都(幼少期)

何か悪い?

絃葉 碧翔

いや、そんなことで喧嘩するのが面白いだけw

絃葉 碧都(幼少期)

あっそ

絃葉 碧都(幼少期)

…大っ嫌いなんか言っちゃった…

絃葉 碧翔

でも、別に本心じゃないんだろ?

絃葉 碧都(幼少期)

そーだけど…

絃葉 碧翔

帰ったら謝れよ

絃葉 碧都(幼少期)

…うん

あたり強かったかな…

まあ、そんな時もあるよ

…今日、外食でもいい?

仲直りに碧都の好きなところ行こっか

そうだね

じゃあ、連絡しといてくれる?

ええ

そんないつもの日常だったその時

大きな揺れが私たちを襲った

絃葉 碧都

って感じ

聴き終わった先生は

先生は何も言えずに黙り込んだ

絃葉 碧都

帰るから

…おう

絃葉 碧都

(自分で聞いたんだからなんか言えよ

絃葉 碧都

(早く帰って寝よ

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