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気になり過ぎて、夜しか眠れそうにありません!(は?)
めっためた続き気になってご飯食べれない((((((
続きが気になりすぎて今日は寝れそうにないです(( 楽しみにしてます!!
僕は人の事が
信じられない。
今まで信じてきた人達は
全員僕のことを裏切った。
そんな人の事を
信じられない僕の前に
現れた彼は…
いつもと変わらず
ざわめく教室。
僕はヘッドホンをしながら
1人で外を眺める。
綺麗な桜が
風によって揺れている。
時々僕のことを
呼んでいる声が
聞こえるが
別にどうでもいい。
そんなことを思っていると
僕のヘッドホンが
誰かによって取られたのだ。
ころん
るぅと
るぅと
るぅと
るぅと
この人は
唯一の友達のるぅとくん。
生徒会長ということもあり
かなり真面目だ。
だがその真面目が
たまにウザったい。
ころん
るぅと
ころん
僕は渋々
ヘッドホンを
カバンの中に入れる。
その光景を見た
るぅとくんは
納得したかのように
自分の席に戻っていた。
ころん
ころん
静かに呟く。
学校というものは
僕にとって拷問のような場所だ。
るぅとくん以外
友達がいないので
誰かと喋ることもないし
誰かとわいわい騒ぐこともないし
クラスに一人はいる
陰キャとは
まさに僕のことを言うだろう。
と、その時
先生が教室に入ってきた。
先生の後ろには
見たこともない人が
いたのだ。
先生
先生
その途端
クラスがまたざわめく。
先生
先生が言ったことで
クラスがしーんと
静まった。
先生
さとみ
その転入生は
1歩前に出て
自己紹介を始めた。
さとみ
この一言で
彼の自己紹介は終わった。
彼は桃色の髪の毛をしており
目は綺麗な
濃紺色だった。
顔が整っていることもあり
女子が静かに騒いでいた。
先生
先生
先生
さとみ
僕は目を丸くする。
え、イケメンが僕の隣?
え?
何その少女漫画みたいな展開。
意味分かんないんだけど。
僕は彼と隣になる事が
嫌だったので
全力で手を上げる。
ころん
先生
ころん
ころん
僕は谷川さんの席の
方向を指さす。
ころん
先生
先生
先生
さとみ
心の中で
ガッツポーズをする。
ちなみに谷川さんとは
うちのクラス1…いや
うちの学校1人気な
美少女だ。
そんな2人が隣の席になったら
美男美女でお似合いなんだろうな。
そう思いながら
静かに彼を見る。
よくよく見ていると
彼は桜に似ている。
雰囲気とか顔が綺麗な所とか
とてもよく似ている。
と、その瞬間
1時間目が始まる
チャイムがなったので
僕は先程カバンに入れた
ヘッドホンを取り出し
装着する。
そして机に顔を埋めて
爆睡をかます。
お昼休み
あくびをしながら
僕は弁当箱の中に入ってる
具材達を口に放り込む。
この時間が
僕は何気に好きだ。
誰もいない屋上に1人で
いるとたまに
世界に1人っきりになってしまったかのような
感覚に陥る事がある。
その度になぜか
僕の心は満たされる。
冒頭で話した通り
僕は人を信じることができない。
今までたくさんの人に
裏切られたから。
確かに友達のるぅとくんは
いるけれど
別に信じてる訳ではない。
あの人が僕に付きまとってくるだけだ。
しかも僕、あの人ちょっと
苦手だしな…
そう思いながら
ボーッと空を
眺めていると
ドアの方から音がした。
僕はすぐドアの方向に
視線を向けると
今日転入生したばかりの
彼がいたのだ。
僕は眉毛を八の字にする。
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
彼は優しく微笑んだ。
その笑顔もなぜか
桜に見えてくる。
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
ころん
その後は
ほぼ質問攻めになった。
でも僕が嫌がる質問は
無理して聞こうとしてこないから
少し調子が狂ってしまう。
さとみ
ころん
さとみ
ころん
さとみ
彼はこれから
自分の話をするようだ。
さとみ
さとみ
ころん