yuni
……んっ。
yuni
(ここは……)
yuni
(病院?)
yuni
(……あ、そうか。わたし、倒れちゃった
んだ。)
yuni
(はぁ…大きくなったのにまだ雷がこわい
とか、恥ずかしい。)
yuni
(´Д`)ハァ…。
マイキー
……んっ。(´・ωゞ)
yuni
あ、マイキーくんいたんだ。
yuni
おはよー?💦💦
マイキー
………。
マイキー
………!!
マイキー
ユニっち!!
マイキー
大丈夫!?
yuni
う、うん。
yuni
ごめんね。急に倒れちゃったりして。
マイキー
あんなの平気だ。
マイキー
心配すんな。
マイキー
それより、体は大丈夫か?
マイキー
どこか、痛いところないか?
yuni
ないよ。
マイキー
そうか。(ε-(´∀`*)ホッ)
yuni
あ!そういえば、あのドロボウどうなったの?
マイキー
………刑務所♥
yuni
………。
その数分後、
エマとドラケンくんが、病室に風のように入ってきた。
エマは、泣きながら、わたしを叱った。
そんなエマを見ていると、わたしも泣けてきて、結果目が赤くなるまで泣いてしまった。
エマ
グスッ。
エマ
目、真っ赤だよ。ユニ。
yuni
グスッ。
yuni
人のこと言えないじゃん。
エマ
ふふふっ。
エマ
そういえばさ、ユニに言いたいことがあったんだけど…。
yuni
ん?
yuni
なになに??
エマ
…わたしとマイキーの家に住まない?
yuni
へっ?
エマ
あ、当分の間ね、
エマ
ユニがいいなら、ずっと住んでもいいけど…。
エマ
今回のと、この前のことがあったからさ
マイキーとけんちゃんと話して、ユニを守ろうかって話になったんだ。
エマ
だから、ダメ?
yuni
………。
yuni
いいよ。
エマ
ホント!?
yuni
うん。ホント。
yuni
エマの家に住むのも悪くない気がした。
エマ
え?もしかして………。
yuni
うん。
yuni
エマの家に引っ越そうと思う。
エマ
……ほんとに良いの?
エマ
あの家は………。
yuni
(……そう。だけど……。)
yuni
…もう、過去に囚われ続けられるのは
やめようと思うの。
yuni
一歩踏み出さないと、この先あの家から出られないと思うの。
yuni
だから、今回ので吹っ切れたい……。(◡ ω ◡)
エマ
ユニ………。
エマ
( T_T)\(^-^ )偉い!!
エマ
引っ越しの準備手伝うからね。
yuni
それは、当たり前。
エマ
アハハッ。
・
・
・
・
・
その後、5日後に退院し、
その2日後に引っ越しの準備をし、
次の日には、エマとマイキーくんの家に
引っ越した。
yuni
わぁ〜。
yuni
エマの家、スゴくオシャレ〜。
エマ
でしょ?
エマ
なんたって、マイキーがきのう……フガッ。
マイキー
エ〜〜マ〜〜〜?
マイキー
(余計なことを、ユニっちにい・う・な・💢💢💢💢)
エマ
(了解(`・ω・´)ゞ💦)
yuni
ん?
yuni
エマどうかしたの?
エマ
ううん。
エマ
なんでもないよ。
yuni
?そう…。
yuni
あ、そういえばマイキーくん、これプレゼント🎁
マイキー
え?これって……。
yuni
うん。
yuni
マイキーくんが好きなたい焼きを作ってみた。
マイキー
えっ!?
マイキー
手作り!?
yuni
あ!ダメだった?
マイキー
いや、むしろうれひい。
マイキー
あひがほな。ふにっひ。
yuni
うん!
エマ
……食べながら、お礼を言わないの!
マイキー
ひゃってほれ、まひでふまいんだよ。
エマ
え!うそ!私も食べたい!!!
マイキー
……だめ。俺がもらったの。
マイキー
ユニっち?
yuni
うん。
yuni
ごめんね、エマ。
yuni
でも、これから一緒に住めるんだから、いつでも作れるから。
エマ
ヤッター!!
エマ
次は、エマに作ってね!!!
yuni
当たり前だよ〜。
マイキー
俺には?
yuni
もちろん、マイキーくんにも作りますよ。
マイキー
ヤッター!!
エマ
でも、先に私のだからね。マイキー!
マイキー
は?俺のが先だ!
yuni
ちょっ、二人とも💦💦
yuni
ケンカするなら、作ってあげないよ??
佐野兄妹
……それは、嫌だ!!
yuni
じゃあ、ケンカしないでね。
佐野兄妹
…………。
yuni
返事は?
佐野兄妹
………は〜い。
yuni
( T_T)\(^-^ )よし。
佐野兄妹
(。・//ε//・。)キュン
yuni
今日のご飯、何にする?
エマ
はい!私………。
こうして、
エマ、マイキーくん、わたしの同棲生活が始まった。
ちなみに、ドラケンくんはすぐ隣の家らしく、今日来れなかったのは、
マイキーくんとエマの策略だったのを
後日知った。
・
・
・
一方その頃……。
????
くそっ。あと少しで殺せたのに……。
????
あの女が入ったせいで………。
????
まぁ、いい。
????
まだ、チャンスは山ほどあるからな。
????
覚悟しろ、佐野万次郎。
????
てめぇの大切なものがなくなる瞬間、
どんな気持ちになるか分からせてやる…。
影で、わたしたちのことを狙っているなんて……。
このときのわたしたちは油断していたのかもしれない。
幸せが、長くは続くわけないのに……。