大吾side
言っちゃいけないこと言った
分かってた。あんなこと言ったら悲しむことくらい。
俺は耐えきれず自分の部屋に来た
「...寒い」
入院してて気付かなかったけどもう10月後半。 部屋は冷えきって寒かった。
「...んん。痛い...」
キリキリと痛み出す俺のお腹。
ご飯も食べず、水分も取ってないから お腹の調子が悪かった。
「...痛い...」
俺はお腹を抑えその場に座り込んで立てなかった
和也side
大ちゃんが部屋に籠って2時間が経った 流石に心配だからみんなで見に行った
和︎︎𓂃𓈒𓏸
大ちゃん、開けてや
部屋から返事はなかった
恭︎︎𓂃𓈒𓏸
どいて、もう開けちゃおう
鍵を外から開けた
流︎︎𓂃𓈒𓏸
大ちゃん!!
大︎︎𓂃𓈒𓏸
...お...なか...痛い...
たす...けて...
たす...けて...
和︎︎𓂃𓈒𓏸
今運ぶからちょっと
謙杜たち、
暖房強くしといて
謙杜たち、
暖房強くしといて
謙︎︎𓂃𓈒𓏸
分かった
和︎︎𓂃𓈒𓏸
大ちゃん身体浮くで
大ちゃんを一階に運び寝かせた
丈︎︎𓂃𓈒𓏸
俺のせいや。
一人にさせたから。
一人にさせたから。
流︎︎𓂃𓈒𓏸
丈くんのせいやない。
大ちゃん昔から
意地っ張りやから
大ちゃん昔から
意地っ張りやから
そう言って流星は大ちゃんの頭を撫でた
大︎︎𓂃𓈒𓏸
..........
駿︎︎𓂃𓈒𓏸
おはよう!
和︎︎𓂃𓈒𓏸
起きたぁー?
大︎︎𓂃𓈒𓏸
...ん
謙︎︎𓂃𓈒𓏸
まだ痛む?
大︎︎𓂃𓈒𓏸
少し
和︎︎𓂃𓈒𓏸
大ちゃん
大︎︎𓂃𓈒𓏸
なに
和︎︎𓂃𓈒𓏸
一緒に生きよ!
俺はこの一言しか言わなかった。
大ちゃんはニコッてして大きく頷いてくれた。
嬉しかった。
大ちゃん、これから先も7人ずーっと一緒やで