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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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タッタッタッ

暁 千鶴

ハァッ……ハァッ……ハァッ(泣

ドテッ……

暁 千鶴

ァヴッ……ハァハァハァ…ッ

タッタッタッ

暁 千鶴

……ハァハァハァ(泣

その日

私の前に

鬼が現れた

鬼は家族を皆殺した

家族は

幼い私一人を

逃がしたのだ

鬼がおってきているかもしれない

そんな恐怖の中

家族を殺された悲しみに

涙が止まらない

タッタッタッ

暁 千鶴

ハァッ"……ケホッケホッ…(泣

暁 千鶴

……(鬼、きてない

紫色の花を越したあたりから

完璧に鬼の気配が無くなった

どこかの御屋敷のようだが、

そんな事を気にする余裕などない

暁 千鶴

ハァッ……ハァッ……ヨタヨタ…(泣

暁 千鶴

ズルッ…ドテッ……

私は身を隠せるところに行き

力なく倒れた

10歳の子供が

一晩中寝ずに走り回ったのだから無理もない

2~3時間が経った頃

目の前に大きな影が被さった

暁 千鶴

パチッ…!?ビクッ……

???

おい💢ガキが侵入してんぞシャキンッ

そう言うと

白髪の人は私に刀を向けた

暁 千鶴

ヒッ…

顎に鉄のひんやりとした感覚を感じる

???

ちょっと不死川さん!怯えてるじゃないですか!

不死川

チッ…!!

そうするとその人は刀をしまった

それと同時に私は飛び上がり

護身用の木刀を構える

暁 千鶴

ズサッ……ハァッ…ハァッ

不死川

あ"?

暁 千鶴

カタカタ……(震えが…止まらない

不死川

なんだなんだwやる気じゃねぇか

???

威勢だけは派手だな!!

暁 千鶴

お……ケホッケホッ…!!スゥッ

暁 千鶴

お前らも!!!!鬼なんだろ!!カタカタ

不死川

……はぁ?

後ろに後退りながらそう叫び

私は駆け出した

タッタッタッ

不死川

あっ!そっちは!!

不死川

クッソ……変な勘違いしてやがるな

???

……(なんなんだろうあの子

???

……(まぁどうでもいいや

タッタッタッ

暁 千鶴

ハァッ……ハァッケホッ(泣

不死川

おい"!!まちやがれ!

不死川

ツ!!ズサッ

彼らは何かを見ると

急に頭を下げ並んだ

わけも分からずただその方向に目をやると

暁 千鶴

ツ!?……ズサッ

御館様

ニコッ……今日はお客さんが来たようだね

不死川

無礼をお許しください……今すぐ追い出します

御館様

その必要はないようだよニコッ

御館様

見てご覧

???

ズサッ

不死川

ズサッ……!!

私は彼らと同じように

頭を下げていた

ニコニコしている彼は

すごい人なんだと感じたからだ

暁 千鶴

……お邪魔して…

暁 千鶴

ごめんなさい……ヒック…でて行きます…(泣

暁 千鶴

トテッ…ケホッ…ハァッ

暁 千鶴

トテッ…

ヨタヨタとした足取りで

私は来た道を戻る

御館様

……

毛先が紫の女の人が

心配そうにこちらを見ている

暁 千鶴

ヨタヨタ…ケホッケホッ……

暁 千鶴

ヨタッ…ヨタッ

数分歩いた頃

やっと花のとこを通り過ぎたところに出た

暁 千鶴

ハァッ……ハァッ……(かぁさん…とぉさ…ん

暁 千鶴

(ねぇさん…にぃさん

暁 千鶴

(私だけが生きて…ごめんなさい泣

暁 千鶴

……ハァッケホッケホッ…泣

暁 千鶴

ヨタヨタ…ズテッ…

私は近くの木にもたれ掛かり

肩で息をする

体が以上に暑い

よくよく考てみれば

咳も出ているし

風邪でも引いたのだろうか

頭がぼやぼやするなぁなんて考えていた時

ズサッズサッ

人の気配がした

私は思わず隠れてしまったのだが……

???

トコトコ……それにしても

???

あの子…少し心配です💦

???

そうだな!!一体どこに行ったのだろうか!!よもや!

???

不死川があんなことするからだ…ボソッ

不死川

うるっせェな!

不死川

不審者だと思ったんだから仕方ねぇだろ!!

声はやがて聞こえなくなった

暁 千鶴

…ケホッ…ケホッ

しんどくてぼーっとしている間に

いつの間にか、

夜になってしまった

暁 千鶴

…ヨタッ…ケホッ(もう夜

暁 千鶴

…ヨタッ(ここから離れて

暁 千鶴

(鬼のいないところに行かないと

そんな考えも皮肉に

ドンッ

暁 千鶴

ァヴッ"…ハァッ!?ドンッ…

目の前には鬼が現れた

私を一蹴りするとまたすごい速さで追いかけてくる

暁 千鶴

……ハァッ"(こんなとこで死ぬくらいなら

暁 千鶴

ズサッ……

私は木刀を構えた

鋭い爪や牙を持つ鬼に

こんな木の枝で勝てるなんて思っていない

でも、

暁 千鶴

スゥッ……シィーーー

逃げて食われるよりマシだ

暁 千鶴

タッタッタッ……ハァッ…スゥッ……シュッ

ヴぁ!!

がぁきは、久しぶりに、くぅなぁニヤッ

私は鬼を叩き続けた

しかし、

暁 千鶴

ハァッ……ハァッケホッ……

暁 千鶴

ヨタッ…ァァ

どうした?もう終わりか?ニヤッ

暁 千鶴

ハァハァハァ…ケホッ

当然鬼にできるのは打撲程度…

すぐに回復されてしまう

暁 千鶴

クッ……

これが最後の攻撃になるだろう

暁 千鶴

シュッ……

最大限までしゃがみこみ

地面を蹴る

暁 千鶴

シュンッ……ドゴッ!!!!

アガッ"!!!!

喉仏を一刺しだ

暁 千鶴

ハァッ……ハァッ…ヨタッ

ムクッ……るさない

暁 千鶴

……(やっぱり…まだ生きてる…か

ガキのくせに!!!!絶対に許さない!!!!ドッ

暁 千鶴

ハァッ……ハァッ…カクンッ

暁 千鶴

(あ、力入んない…

暁 千鶴

(しぬ、

シャキンッ

そう思った瞬間

鬼の首が飛んだ

目の前にいるのは…

あの……白髪の人

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