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記憶 じゃあ、夢で見たのは過去の無くしてた記憶だったのか……
流華
春千代
春千代
流華
春千代
マイキー
マイキー
マイキー
マイキー
なんでこんなにもしてくれるんだろって疑問だったことがようやく解決した
そんな過去があったなんて
でも、やっぱり思い出せない
春千代
流華
春千代
春千代
春千代
ずっと涙を堪えていたのか春千代さんが一気に泣き出した
春千代
少し心が苦しかった
こんなにも私のことを考えて、私を探してくれている人が目の前にいるのに、私はまだ上手く思い出せなくて初対面の人と話している感覚なんて本当にごめんなさい
マイキー
マイキー
マイキー
流華
流華
マイキー
一気に冷めた空気
こんなに私を思ってくれていた人がいたのを忘れて思い出せずにいてごめんなさい
もし思い出していたら何か変わったと思う
でも、もう、もう無理だよ…
ドォンッ
場地
肩で息をしながらこっちを見つめる場地さん その目が私を貫いた
マイキー
流華
もう無理 これ以上は話せない この人たちをこんな家庭の事情なんかに巻き込めない
流華
そう告げて佐野さん達に背を向けて家に帰った
流華
お母さん
お母さんの顔を見なくても怒ってることなんて知ってた
流華
お母さん
流華
流華
このくらいの理由ならきっと許してくれると思った でも甘かった
パリンッ
割と大きめな花瓶を投げられた お母さんはたった一日でもサボればこんなに怒るんだと初めて知った
流華
流華
流華
流華
流華
ただそんやな言葉を並べるだけで本心では無い でも私が踏ん張らないと
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
流華
お母さん
思わず声に出てしまった
約立たずなんて初めて言われた でもそっかってすぐにその言葉を受け止めた
流華
流華
お母さん
流華
頑張らないと
お母さんの理想になれずに捨てられたら留依にお母さんのがいってしまう
それは避けないと 留依はもう自由なんだから
この家に二度と帰ってこないようにしないと
ダメだよ、もしお母さんに留依の居場所がバレなくても学校に来ちゃうじゃん
流華耐えろ 流華死ぬな お母さんの理想になれ
流華
ただ必死に勉強しては筋トレをしてを繰り返す
少しお腹がすけばヨーグルトを食べた
疲れたと思って時計を見ると朝の5時だった
流華
この時間ならランニングしても誰にも会わないことを知っているためジャージに着替えて1時間ランニングをした
そんな日々を過ごしていた
つい学校の存在を忘れてしまった ただ自分のことで精一杯だった
私お母さん達に夜呼び出され、だいたい何を言われるかなんて想像出来た
ガンッ
流華
お母さん
お母さん
お母さん
流華
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
流華
ただ、ただその言葉が奥深くまで刺さった
寝不足でクラクラする頭に疲れて上手く動かない手にしばらく何も食べてなく栄養不足だろうか、頭が上手く動かない
お母さんに殴られたところが痣となっている
誰かに見られたらだめだ隠さないと
学校に行って何しよう 佐野さん達に会ったらきっと何か聞かれるんだろうな
少しめんどくさいと思いながらこの日も勉強して眠った
目を覚ますともう朝の4時で急いでランニングの準備をした
いつもランニングの時イヤホンをつけるが今日はイヤホンが見つからなかったから何も耳に付けずに外へ出た
走っている時ずっと頭の中で音がした
「約立たず」「邪魔」「無駄」「道具」
その言葉が頭をループする度に私を削っていく
そしてその言葉と同時に閉まっていた記憶が出てきた
紗倉
紗倉
紗倉
紗倉
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい
心の中でずっとそう謝ってきた
私のせいで大切な親友を傷つけた
私のせいで!
流華
気づいたら家の玄関にいた
嫌な記憶を思い出してしまった
前の学校での記憶だ
あの時のことを久しぶりに思い出したとたん、紗倉に親友に会いたくなった
でも、もう無理か
ああ〜もう 早く学校に行こ
頭の中をスマホで曲を聞き、空っぽにした
安璃
学校に行き教室に入ると安璃が目を大きくしてこっちに近づいてきた
流華
安璃
安璃
流華
流華
流華
私が笑顔でそういうと安璃は胸を撫で下ろして一息ついた
流華
安璃
安璃の頭を軽く撫でて自分の席の方を見ると佐野さんがこっちをじっと見つめてた
流華
流華
安璃
安璃
お互いに手を振りながら私は佐野さんの所へ行き小さな声で 「ちょっと来て」 とだけ言って佐野さんを教室から連れ出した
流華
マイキー
少し低いトーンで話す私に佐野さんはどんどん近づいてきてたった一言言った
マイキー
流華
マイキー
流華
以外すぎてびっくりした
まぁそれだけならと思って
流華
流華
流華
流華
マイキー
流華
私はそれだけ言って教室に帰った
流華
留依
心配そうな留依の目を見て思った
こんなにもいい子で私とは正反対な子には幸せになって欲しい 心からずっと願ってた
流華
留依
何かを言おうとした留依の言葉をさえぎって私は言った
流華
流華
流華
留依
流華
流華
このやり方が正解かは分からない でもこれが留依のことを助けられる1番だと思った
マイキーのとこにいてもお母さんは学校に来るかもしれない なら別の場所に行った方が安全だ
留依
留依
私も真剣だけどそれを超えるくらいに留依の目が真剣でその目が私をずっととらえてる
流華
留依
流華
感情に任せて大きな声で叫んでしまった
ごめんね留依 でもこうしないと留依が危ないんだよ
想像するだけでゾッとした
流華
流華
流華
流華
流華
流華
流華
流華
流華
壊れたものはそう簡単に治らない 私は壊れた、そして失った 流華という人を
まだ壊れてない人を助ける 留依を助ける だから留依 私の言うことに従って
留依
流華
留依
留依
留依
留依
留依
流華
大好き、か、 ありがとう留依 でもねそんな私に対しての気持ちなんて捨てた方が良いよ
流華
流華
あーもう!ちょっといいですか!
急に叫んだ声にびっくりして声がした方を向くと なんでか少し怒ってる感じがする花垣さんがいた
武道
虚
虚
虚
虚