第一章 幽霊になりました

〜〜〜〜〜ｯ！

〜〜〜〜ｯ、〜〜〜〜！！

〜〜…〜〜〜？

誰の声…？

…ここは

さっきの横断歩道？

でも、どうして…

目の前に、血だらけの僕の体と凪依と涼と律、周りに騒いでいる人達がいた

ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟ

…あー、僕死んじゃった？σ( ˙˙ ; )

…まだやりたいことがあったけど、 とりあえず凪依を守れてよかった

って、幽霊になってる…！？

足あるけど、体が半透明だ(´；ω；｀)

…とにかく、救急車に着いていくか

着いて結構時間掛かったな…

てか、律が泣いてるとこ久しぶりに見たわ

ﾀｯﾀｯﾀｯ

律…

ｷﾞｭｯ

…僕、空気((それはそうだろ

生命体は触れないけど、エアー撫でしよっかな？

ﾖｼﾖｼ

医者の額は汗でビショビショ

頑張ってくれたんだな…

…

部屋に入ったらそこには、まだ白い布を 被せてない状態の僕の死体があった

ｯ…ごめんね

あれから3日後…今日は僕の葬式

結構の人が来て、沢山の人が泣いていた

お母さんとお父さんは凄い隈ができていた

また、時間は過ぎていき

解散する時間になった

どんどん帰っていく人達

それを眺めていると…

ｯｯ…！？

…、帰っていく人達を眺めてたんだよ

話が出来てる？

そっか

へぇ…、凄いね

君はそこで何してるの？

上手いね…

女の子は綺麗に鶴を折っていた

んー、死んじゃったから？

怖くないの？

それは、嬉しいな

(*´艸｀*)

そういえば、帰らなくていいの？

なら、来るまで話す？

女の子と話し始めてから30分

バイバ〜イ

ﾀｯﾀｯﾀｯ

帰ったか…

…寂しいなあ

あれから3年後

幽霊になって、凄い暇だった

でも、僕の体も今日で消える

そして今、墓前にいる

何故かって？ 凪依と律と涼が来てるから

…w

これで、最後か…

あらら、泣いちゃったよ…

エアーだけど撫でよ〜

ﾖｼﾖｼ

あれ？触れた…

気のせいじゃないんだけどなぁ

あっ…もうそろそろ体が消える…

神様…お願い…最後に一言だけ…

…一言だけだぞ？

誰…？

…まあいいや

嗚呼、体が崩れていく…

凪依、律、涼…

『またね！』

ー"第一章" finー